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こんにちは。
近頃お天気が崩れていることが多いですね。
梅雨が近づくと来院される患者様で訴えが多くなるのは、「頭痛」です。
天気が崩れていると頭痛が気になってしまうという方は多いのではないでしょうか。
人によって気になったり気にならなかったり、頭痛以外にも肩こりや吐き気などを伴ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日常生活にも支障をきたす恐れのある頭痛のお話です。
〇なぜ天気が悪いと頭痛が起こる?
気圧や天気の変動によって体調が悪くなったり、頭痛が起きたりすることを「気象病」と呼びます。
気象病が起きる原因は自律神経の乱れが関係しています。
自律神経は、呼吸や血液循環、代謝や消化などの身体を毎日動かすために必要な働きを担っています。
夏の暑い時期には汗をかき、冬の寒い時期には身体を震わすというようなものも自律神経の働きだと言えます。
一見なんでもこなしてくれる自律神経ですが、意外と気圧や気温などの天候などに左右され、自律神経が乱れて頭痛やそのほかの症状が出るとされます。
〇低気圧頭痛のメカニズム
雨の降る日は降る前から少しずつ気圧が下がって低気圧になります。
▷片頭痛の場合
こめかみからおでこにかけてズキズキと脈打つような痛みがみられます。
片側で起きることが多いですが、場合によっては両側で痛みが出ることもあり、主に血管の拡張が原因の一つと言われています。
低気圧の時は、血管にも身体にも普段より気圧がかかっていない状態である為血管が拡張し、拡張した血管が神経に作用して痛みに繋がっているということです。
▷緊張性頭痛の場合
緊張性頭痛の原因は、首や肩など背部の筋肉が凝り固まっていることも考えられますが、体内で作られるセロトニン不足も指摘されます。
低気圧の状態だとセロトニンの分泌が不安定になるからです。
血液中の血小板からセロトニンは分泌されますが、その働きとして血管を収縮させる働きがあります。
セロトニンが血管内に大量に分泌されると脳の血管がグッと収縮しますが、逆にセロトニンの分泌が一気に少なくなると脳の血管が勢いよく拡張するようになります。
過度な収縮と拡張は血管を取り巻いている三叉神経という神経が興奮する状態になり、炎症が起こります。
その炎症が痛みに繋がります。
〇男女差はある?
男性よりも女性の方が頭痛を訴えやすく、低気圧で体調を崩す人が多い傾向です。
女性は月に一度の月経の影響で男性よりもホルモンバランスの動きが多いため、自律神経もかなり働いています。
自律神経が月経前などの不安定な時に、低気圧が重なることで自律神経の乱れが大きくなった結果身体に不調がみられやすくなります。
統計では、男性の約4倍程女性は頭痛に悩まされていると言われています。
〇低気圧での頭痛がきそうな時には
▷頭痛が酷くなる前に鎮痛薬を服用する
頭痛が本格化してから鎮痛薬を飲むとあまり効きづらいと言われています。
天気予報や気圧情報をこまめにチェックしてご自身が頭痛がでやすいパターンを確認しておきましょう。
頭痛がしっかりきそうだなという時に前もって鎮痛薬を服用することができると症状が酷くならずに済みやすいです。
▷カフェイン摂取
コーヒーや緑茶や紅茶などに含まれているカフェインは血管を収縮させる効果があります。
血管が拡張することによる頭痛には、カフェインでの対応に即効性がみられる場合もあるので頭痛に有効的だとされます。
寝る前にカフェインを摂取すると眠りづらくなって頭痛の症状が出やすくなる場合もあるので、カフェインを摂る時はタイミングを見計らうようにしましょう。
〇まとめ
天気が悪いと調子が崩れる方は沢山います。
現代人はオーバーワークで疲弊していることが多いので、自律神経が乱れがちになっています。
頭痛などの症状への対処法は人それぞれですのでご自身に合った解決方法を見つけることが一番頭痛には効くことが多いです。
頭痛薬もその場しのぎには大変便利ですが、毎日のように服用することや長期で服用することは身体にとっては良くありません。
頭痛があまりにも長期で続く場合や酷すぎる場合は医療機関を受診してみてもいいかもしれません。
当院では頭痛に対しての施術もおこなっています。
辛い頭痛に悩まされている方は一度ご相談下さい。
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