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こんにちは。
今回はコリや痛みといった不快感に効く、いわゆるマッサージについてまとめていきましょう。
所謂、マッサージはエビデンスが乏しいとも言われますが、古くから世界中で行われてきた施術です。 近年では、徐々に皮膚や皮下組織、筋膜を介したマッサージの効能が科学的に証明されつつあります。
マッサージが対象とする部位は筋膜、腱、靭帯、関節包といった骨以外の軟部組織すべてになります。 あん摩療法や指圧などありますが、とくに指圧は日本オリジナルの施術で、大正時代に確立したといいます。
そもそも痛みというのは、身体の異常を伝えるアラームのようなもので、代表的なものが疲労、発熱、そして痛みです。
肩や腰などに痛みのアラームが出てくるメカニズムを解説しましょう。
疲労やストレスが特定の部位に集中すると、その部分の筋肉などの軟部組織が硬くなります。すると、周囲を走る毛細血管のネットワークが圧迫されるため、血流が悪くなります。
血流が悪くなると組織が求める酸素や栄養素が十分届かなくなり、代謝による老廃物や、疲労物質がどんどん溜まっていきます。そうすると身体は元の状態に戻ろうとして危険信号を発信します。それが痛みという信号です。
痛みをずっと感じていると、筋肉などの軟部組織は緊張してもっとガチガチに固まり、血流は悪くなるばかり。痛みの危険信号を無視しないで、筋肉などの軟部組織をマッサージでほぐして血流を促してあげましょう。
良くない姿勢や疲労などでダメージが加わり続けると、物理的な癒着が起こります。癒着とは、何らかの理由で規則正しい組織内に捻じれが生じて動きが制限されたり、隣り合う組織の一部がくっついたりすることです。これがいわゆるコリの始まりです。
筋肉や関節は、筋膜で包まれます。筋肉・関節と筋膜、筋膜同士で癒着が起こると、動きも姿勢も不自然になり、コリも痛みも一段と強くなります。ちなみに、筋肉と筋膜はともにタンパク質からなりますが、その性質は大きく異なります。筋肉の主成分は、アクチンとミオシンという伸縮性の高いたんぱく質です。筋膜の主成分はコラーゲンとエラスチンという2種類の繊維状のタンパク質です。筋肉や筋膜に硬いシコリのようなものが生じると、刺激すると強い痛みが起こり、離れた場所にも痛み(関連痛)が広がるポイントが出てきます。これはトリガーポイントと呼ばれています。
癒着やトリガーポイントは、レントゲンやMRIなどでも見える化しにくいです。患部を特定しにくい点が、コリや痛みがすっきり解消しにくく、慢性化しやすい一因となっています。
また、仕事や子育てなどの追われてストレスが増えてくると、いつもの肩こりや腰痛などがより強く感じられるようになります。ストレス下では筋肉が緊張し、血流不足が生じたりして、さらに長く強い痛みが続きます。痛みが続くとそれ自体が免疫を下げるなどのネガティブ作用を発揮してしまうので注意が必要です。
マッサージを行うだけでなく、睡眠時間を増やす、リフレッシュ休暇をとる、ストレスの原因から離れるなど、ストレスを減らす努力も忘れないようにしましょう。
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