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こんにちは。
今回は心拍数についてまとめていきましょう。
心拍数とは一定の時間内に心臓が拍動する回数のことで、通常は1分間の回数で表現されます。
心臓が血液を送り出す際には、動脈にその収縮運動を示す脈拍が現れます。このため脈拍数や脈拍も同様の意味になります。
心拍は基本的に一定のリズムを刻んでいて、一生のうちに心臓が動く回数もほぼ決まっているとの法則があります。これは、心臓を持つ哺乳類全般に当てはまるもので、心拍数と寿命の長さが関係しているとの見方もできます。心拍数が高いほど寿命が短くなる可能性も想定できます。
哺乳類全般は生涯のうち10~20億回、だいたい15億回の心拍数に決まっていて、1分間の拍動が多くなるほど寿命は短くなると言われています。要するに心拍が速ければ速いほど寿命は短いという考え方になります。
例えば、心拍が速いネズミやウサギなどの小動物は、平均寿命10年にも満たないでしょう。一方、ゾウなどの大型になると心拍は遅く平均寿命50年以上と言われています。
ただし、ヒトはこの法則に当てはまりません。この法則に当てはめるとヒトの平均寿命は40年程度になってしまいます。
現在の日本人の平均寿命は男性:81歳 女性:87歳です。先程の法則で導き出した平均寿命よりも2倍程度の寿命になりますが、これは時代とともに寿命が延びる要因が増えたことが影響していると考えられます。
医学の進歩や栄養・衛生状態の改善が大きく進み、日本では昭和から令和にかけて、数十年単位で平均寿命が延びました。こうしたことから、とくにヒトは心拍数の高さだけで寿命が長くなるか短くなるか、簡単に判断はできません。
心拍数の計測
心拍数の正確な測定は胸部にセンサーを付けて心電図や心拍計を用いる方法が用いられますが、簡易な方法として、手首の動脈に指先を添えて脈拍の回数を数える方法もあります。最近では、スマートウォッチなどでも心拍数を測れるものがありますね。気軽にどこでも測ることができるのでおすすめです。
健康な成人の安静時の脈拍数は個人差がありますが、1分間に約60~100回となっています。
100回を超える状態を頻脈と言い、脈拍が120回以上の場合は何らかの疾患が疑われるため、専門医による検査を受ける方が良いでしょう。
高齢者の心拍数の正常値は通常1分間に50~70回で、成人の脈拍に比べるとやや低いです。高齢者は一般的に活動量や代謝が低下しているため、体内の酸素消費量が低下しています。
運動強度と心拍数
運動中の心拍数でその運動が、その人にとってどの程度の強度があるかを知ることができます。
かなりきつい以上の運動強度は生活習慣病患者等は避けた方が良いと考えられています。
上述したように、今は簡単に心拍数を計測できる時代です。
健康管理のバロメーターとして注視していきましょう。
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