夏の終わり、季節性の腰痛について

夏の終わり、季節性の腰痛について

こんにちは。

9月に入り、朝晩は涼しく日中との寒暖差が大きくなってきました。当院にも「最近腰が重い」「ぎっくり腰になった」という方が増えています。この時期は季節の変わり目特有の体調変化があり、腰痛が悪化しやすいタイミングです。

気温差による筋肉や関節の冷えが腰痛の原因のひとつです。寝ている間に体温が下がり、筋肉がこわばることで、朝起きたときに腰が痛む、動き始めがつらいと感じる方が多いです。また、9月は秋雨前線や台風の影響で気圧が低下しやすく、自律神経が乱れて血流が悪くなります。血流が滞ると筋肉は酸素不足になり、硬くなって痛みを感じやすくなります。特に、デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、運動不足の方は腰周りの筋肉が緊張しやすいため、注意が必要です。

この時期におすすめの対策は、体を冷やさず、血流を促す生活習慣です。就寝時はお腹や腰を冷やさないよう腹巻きや薄手の毛布を活用しましょう。冷房が効いた室内に長時間いると、思っている以上に体が冷えています。日中も冷たい飲み物ばかりではなく、常温の水分を摂ることで体の冷えを防ぎます。

朝起きたら、まずベッドの上で軽いストレッチをして血流を促しましょう。腰を左右にゆっくりひねったり、股関節を抱え込むように曲げ伸ばしするだけでも筋肉のこわばりが和らぎます。朝の5分間ストレッチは、1日を快適に過ごすための投資と考えて習慣化するのがおすすめです。

当院では、硬くなった腰周りの筋肉を緩め、骨盤や背骨のバランスを整える施術を行います。バランスが崩れていると、片側だけに負担がかかり、痛みが慢性化しやすくなります。さらに、再発予防として体幹やお尻の筋肉を鍛える簡単なエクササイズを指導しています。例えば、ヒップリフトやプランクなどは、家でも簡単にできる腰痛予防運動です。

また、秋は夏の疲れが出やすく、免疫力や回復力が落ちやすい季節です。睡眠の質が落ちると筋肉の修復も遅れ、慢性的な腰痛になりやすくなります。寝る前はスマホを長時間見ない、入浴で体を温める、就寝前に深呼吸で副交感神経を優位にするなど、睡眠の質を高める習慣も大切です。

さらに、台風や天候不良の日は気圧の影響で体が重くなり、動きたくなくなるものですが、あえて軽く体を動かすことが痛み予防につながります。ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で動くことで血流が促され、腰への負担が軽減されます。

腰痛は一度出ると繰り返しやすい症状ですが、季節に合わせたケアを行えばコントロール可能です。「ちょっと痛いけど我慢できるから…」と放置していると、冬にかけてさらに悪化することもあります。早めに体をチェックし、痛みが出にくい体を作っておくことが、快適な秋を過ごすための第一歩です。

季節の変わり目の腰痛は、日々のちょっとした習慣の見直しで大きく改善できます。体を温める、動かす、休ませる。この3つを意識して、腰痛に悩まされない秋を迎えましょう。

お悩みの症状などがありましたら、一度ご連絡ください。

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