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こんにちは。
今回は身体の背面を鍛えることの重要性についてまとめていきましょう。
人は二本の足で立ち、日中の活動時、歩く、走るを行うのも二本足です。その間ずっと骨盤の真上に頭を保持し続けています。こんな生き物は地上で唯一、ヒトだけです。
四足歩行の動物は支持面が大きいから姿勢の安定性が抜群です。さらに、体幹の筋肉を一気に屈曲・進展させることで素早く移動できます。
一方、二足歩行で生きていくことを決めたヒトは不安定な姿勢をカバーし、歩行の衝撃から脳を守るために背骨をS字に湾曲させました。そして、体幹の筋肉はその背骨のS字カーブを支えるサポートをすることになりました。特に背骨を支持する背面の筋肉は重要な補助を行っています。
四足歩行から二足歩行へ移り変わったことにより、ヒトの背面の筋肉はそのままほったらかしでは鍛えられないこととなりました。
背面の筋肉が衰えると基本的な姿勢維持に悪影響が出ます。
背中の筋肉が弱いと肩甲骨が開いて前方に移動します。その結果、上体が前に倒れ、頭が前に垂れた猫背姿勢が完成します。さらに、腰まわりの筋肉に常に伸張性の負荷がかかり続けます。筋肉はそもそも縮む刺激より伸びる刺激でダメージを受けやすいのです。その結果、筋肉や筋膜由来の腰痛が引き起こされます。
二足歩行の歴史は、四足歩行の歴史に比べて非常に浅く、ヒトはまだ進化の途中とも言えます。正しい姿勢維持のために背面の筋力をキープする意識を持つことが大事です。
背面の筋肉は上半身と下半身を繋ぐ身体の土台となる。
上半身や下半身でつくった筋力を他方に上手く伝えきるために、間を取り持つ筋力が大きくないと100%力を伝えきれなくなります。 全身の力を上手くつかうためにも背面の筋肉トレーニングをオススメします。
ケガの予防
運動中、筋肉が収縮している状態で、逆方向に引き伸ばされることで筋肉の断裂が起きます。これを肉離れといいます。急な動きを行うときに起きやすく、中でもハムストリングスに多く起こります。 原因の一つは筋力不足と言われています。 ハムストリングスは筋肉の束が複数に分散して骨に付着するため、鍛えにくいとされています。が、鍛えなければ大きなケガに繋がる可能性があります。
背面の筋肉は多層構造
背面の筋肉は多層構造になっています。多くの筋肉が重なり合って存在しますが、筋肉の走行がそれぞれバラバラです。トレーニングによる刺激の入り方も微妙に異なってくるため、隅々まで鍛えるという意識が必要になってきます。でないと、一部の筋肉にしかトレーニング効果が見込めません。
背面の筋肉はパワーの源
荷物を持つときなど、腕の力だけで持ち上げようとすると、腰に大きな負担がかかりします。背面の筋肉がしっかりとパワーと発揮すれば、腰への負担は減ってぎっくり腰などの予防にもなります。
背面の筋肉を鍛えると、様々な良い効果が見込めます。
自分の目でも背面は見にくいので意識がしにくいでしょう。その分しっかりトレーニングできれば理想的な身体になれるはずです。前面だけでなく背面も意識的にトレーニングしていきましょう。
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