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こんにちは。
今回は筋肉がつる理由についてまとめていきましょう。
筋肉が「つる」=有痛性筋痙攣は、
筋線維や神経の異常興奮によって筋肉が持続的に収縮し、自分の意思では緩められない状態を指します。
より専門的に説明すると以下のようなメカニズムです。
筋紡錘の過剰興奮
→ 筋紡錘は筋肉の伸びを感知して収縮を促すセンサーですが、疲労や脱水で興奮性が高まると過剰な収縮を誘発します。
ゴルジ腱器官の抑制低下
→ 本来は過度な収縮を抑える役割を持ちますが、ミネラル不足や疲労により抑制が弱まり、収縮が止まらなくなります。
末梢神経の自発放電
→ 神経終末が異常発火して、筋線維が一斉に収縮します。
ATP不足
→ 筋収縮後に弛緩するためにはATPが必要ですが、激しい運動や低血糖でATPが不足すると筋肉が緩みにくくなります。
電解質バランスの崩れ
ナトリウム(Na⁺):神経伝導の発火に必要
カリウム(K⁺):静止膜電位の維持に必要
カルシウム(Ca²⁺):収縮のトリガー
マグネシウム(Mg²⁺):カルシウムの制御・筋弛緩に必要
→ これらが不足・不均衡になると神経や筋が過敏になります。
汗や排尿で体内の水分が減ると、筋肉の働きに必要な水分バランスが崩れ、けいれんしやすくなります。
末梢血流の低下により、乳酸や代謝老廃物が蓄積 → 神経・筋を刺激し痙攣を誘発。
寒さや長時間の同じ姿勢で血流が悪くなると、筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、つりやすくなります。
冷房の効いた部屋や冬の就寝中に起こりやすいです。
長時間の立位・座位や寒冷環境で特に起こりやすい。
高齢者(筋量・血流量の低下、代謝能力低下)
妊婦(ミネラル需要増大、循環動態変化)
糖尿病や末梢神経障害
甲状腺機能異常
脊椎疾患(神経圧迫)
ストレッチ療法:特に寝る前の腓腹筋・ハムストリングのストレッチ
電解質補給:運動後・就寝前にマグネシウム・カルシウム・カリウム摂取(魚、海藻、バナナ、ナッツなど)
十分な水分補給(電解質入りドリンク)
循環改善:温熱療法、軽い有酸素運動
神経過敏抑制:必要に応じてキニーネやMg補充(医療管理下)
運動や入浴で血流を良くする
寒さ対策(就寝時はレッグウォーマーなど)
筋肉がつる理由は、実は特定されていません。様々な要因が重なって筋肉の収縮が止まらなくなります。
毎晩就寝中にふくらはぎがつってしまう、というようなお悩みを持っている患者様もいらっしゃいます。上記している原因を理解して、予防するようにしていきましょう。
お悩みの症状がある方、ご相談などがありましたら一度、ご連絡ください。
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