四十肩や五十肩放置しないで!

四十肩や五十肩放置しないで!

こんにちは。

 

「四十肩」「五十肩」は、なっていてもなっていなくても一度は耳にしたことがあるかと思います。

基本的には年齢を重ねることで肩関節の動きが滑らかにいかなくなり、関節痛が起きる状態のことを指します。

四十肩でも五十肩でも同じ症状でそれぞれに違いはほぼありません。

 

先程も前述したとおり、基本的には年齢を重ねることで発症します。

肩を挙げることや水平にして保つことが難しくなります。

そうすることで日常生活の些細な動作がやりにくくなります。

 

〇四十肩や五十肩の原因は?

肩には「腱板」という組織と「関節包」という組織があります。

それぞれが肩の動きに関係してくる部分になりますが、腱板が何かしらで炎症を起こし関節包にまで炎症が伝わり広がることで痛みなどが出てきます。

加齢に伴い肩の筋肉や腱の柔軟性が減少し、滑らかに動かなくなるからとされますがハッキリとした原因はまだ明らかではありません。

ですので、日ごろの肩への負担などが原因だと言われていることが多いです。

 

〇症状

肩関節(肩甲骨と上腕骨の繋がる部分)に主に痛みが出ます。

腕を外側に回す動作や持ち上げる動作が難しく痛みを感じます。

【例】

  • 結髪動作(髪の毛を結ぶ時)
  • 結帯動作(エプロンの紐を後ろで結ぶ時)
  • 電車のつり革を掴む
  • 着替えをおこなう

普段の日常動作が難しくなる程痛みが強くなる場合もあります。

 

〇経過

四十肩や五十肩には症状の度合いがあり、痛みが強く始まる「急性期」痛みは強くはないが肩が動かし辛い「慢性期」症状が徐々に緩和される「回復期」とされ、ほとんどは時間が経てば痛みなどは改善されます。

 

「急性期」

  1. 肩が重だるく苦しい関節がピリッとするような痛みで鈍痛がでる
  2. 感覚が鈍くなり違和感などが強くでる
  3. 疼く様なズキズキ感や肩を動かすと痛く、朝晩に痛みが強い
  4. 何もしていなくても痛い、夜間に痛みが強く眠れなくなる場合も

 

「慢性期」

  1. 安静時痛や夜間痛はマシに
  2. 動かすとツッパリ感がある
  3. 関節や筋肉が硬くなり動かせる範囲が狭くなる

 

「回復期」

  1. 少しずつ痛みがマシになる
  2. 動く範囲が徐々に広がる
  3. 痛みも少なくなり動かしやすくなる

 

〇肩こりとの違い

「炎症」によるものは四十肩や五十肩

「筋肉の疲労」によるものは肩こり

肩こりは筋肉の疲労による緊張から血液循環などが悪くなることで発症しやすくなります。

長年の姿勢の悪さや運動の不足、ストレスによって張りや痛みやコリ感に繋がります。

 

四十肩や五十肩は老化によって肩の周辺に存在する部位に炎症が起こることで痛みが出ます。

若年層にもみられることがありますが、基本的には中年以降に発症しやすい傾向にあります。

 

四十肩や五十肩と肩こりでは原因が異なってくるので対処方法なども変わってきます。

対処方法が合ったものでないと逆に痛みや辛さが悪化することがありますのでその人に合った対処をすることが大切です。

 

〇四十肩や五十肩のホームケア

原因がハッキリとしていない四十肩や五十肩はホームケアが大切になってきます。

▷運動

ストレッチや振り子運動・アイロン体操などは四十肩や五十肩に対して肩関節の緊張を和らげ、肩の可動域の向上や痛みの緩和を期待することができます。

両肩同時に発症することは少なくどちらか片方の肩に発症しやすく、どちらかが治ったと思ったらもう片方に発症などもあり得ます。

痛みがその時出ていない方もきちんと予防として運動をすることが大切です。

 

▷温める

温めることで血液循環を高めてあげることは大切です。

血液循環が高まると四十肩や五十肩部分の血行が良くなり治癒効果を高めることに繋がります。

 

▷冷やす

「温める」ことも大変良いですが、痛みが強く炎症が強い場合は温めてしまうと余計に痛みなどが強くなってしまうことがあります。

そういった場合は氷のうなどで冷やし炎症を抑えてあげることが大切です。

しかし、長時間冷やし過ぎてしまうと筋肉が硬くなってしまうので、冷やすと温めるを交互におこなうことで患部の血行を促すようにしましょう。

 

▷筋肉を柔らかくする

筋肉に硬さがあるとどうしても肩を動かす際に負担がかかり、痛みや炎症が起きてしまいます。

肩甲骨や腕の周囲の筋肉を柔らかく保つことは四十肩や五十肩の緩和・予防に繋がります。

当院でも四十肩や五十肩の施術をおこなっております。

施術自体周囲の筋肉を柔らかくし、患部の血液循環を高め治癒力を高めていく方法となっております。

 

〇まとめ

四十肩や五十肩は基本時間がかかります。

さらに片方が治ったと思ったらもう片方に症状が出てきてしまうということも多いため、両方の状態をしっかり確認しておくことが大切です。

放置するだけ治るまでの時間がかかり、動かすことがどんどん億劫になるほど痛みが強くなるので動かせる範囲で日常生活を心掛けておくことが大切です。

夜間痛などが強い場合は寝具や寝方などに気を使ってあげることも1つの手です。

 

少しでも四十肩や五十肩かな?と思った場合は一度お問い合わせ下さい。

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