妊娠時のつわり、実は姿勢も関係している!?

妊娠時のつわり、実は姿勢も関係している!?

こんにちは。

 

産後になかなか体型や体重が戻らないなどのお悩みはよくお伺いします。

そんなお悩みは妊娠中から何か対策を取れるといいなとは思いませんか?

妊娠中の過ごし方で産後に体型や体重のお悩みを作らなくてもいいようになるかもしれません。

 

〇そもそもなぜ体型や体重は戻りづらくなるのか

産後になかなか戻らない見た目や体重の問題。

どんな人でも気になっていることは何か一つあると思います。

大きな要因として

「妊娠から出産にかけて起こる骨盤の歪み」が挙げられます。

 

しかし妊娠中にちょっとした生活習慣を気にすることで骨盤の歪みを最小限にし、妊娠中に起こりやすくなる痛みやコリの問題も 予防・緩和 させることができるかもしれません。

 

〇妊娠中ってどうなっている?

妊娠中はお腹が胎児の成長に合わせてどんどん大きくなっていきます。

そのことにより、立っている時の姿勢がどうしても反り腰気味になりがちです。

身体はバランスを取ろうとして背中を丸め、本来であれば緩やかにS字カーブを描く身体のラインが強いS字カーブに歪みが生じてしまいます。

上記のような状態が続くと妊娠中の酷い肩こりや腰痛、背中の痛みやむくみに繋がってくるということです。

特に妊娠後期ぐらいになってくるとお腹の胎児もグッと成長してくるので、より身体のバランスを保つのが難しくなっていきます。

 

〇正しい姿勢チェック

①壁を背にして立つ

②踵のうしろを壁につける

③後頭部も壁につける

④肩の頂点が身体の中心にくるように

⑤顎を引いて、顔が壁と平行になるように立つ

 

耳の穴→肩の頂点→股関節→外のくるぶしの頂点

以上が横から見た時に一直線上にあることを正しい姿勢と言います。

 

是非一度やってみて下さい。

いつもと違うかなや、いつもよりしんどい色々思うことがあるかと思います。

 

妊娠初期のころからなるべくいい姿勢を心掛けると、出産後にもいい姿勢を取りやすくなります。

そうすると体型が崩れすぎるのを防いでくれます。

 

〇じつはつわりにも姿勢が関係していた

妊娠初期の時点で良い姿勢を心掛けておくと体調にも良い効果を期待することができます。

妊娠中は多くの人がつわりを経験されているかと思いますが、そういったつわりもいい姿勢をすると緩和されると言われています。

つわりの原因はまだ医学的にもきちんと解明されていません。

心理的要因や妊娠初期にでるホルモン、身体がアルカリ性から酸性に変化するからなど様々な理由が言われています。

しかし、そうであれば個人差無く全員がつわりに苦しむことになります。

つわりが日常生活に支障をきたす人もいれば日常生活に支障をきたさない人もいますが、その差はなんでしょうか。

妊娠をきっかけに急激に体内のホルモンが変化します。

急激なホルモンの変化は身体にとって負担が大きく、自律神経のバランスも乱す原因になりその結果、つわりが起こっているのではないかとも言われています。

同じ妊娠中の方でも症状が酷い酷くないがあるのは、自律神経の状態が大きく関係していると考えてもいいかもしれません。

 

自律神経のバランスや姿勢を整えると、妊娠中期から後期にかけて起こりやすくなる肩こりや腰痛、臀部の痛みや足の痛み、むくみなど妊婦さんに多く訴えられる症状を予防緩和させてくれる効果もあります。

 

〇自律神経を整えましょう

一般的に自律神経と聞くと精神的のものの様な心に関係していると思われています。

しかしそうではなく、血管や内臓などをコントロールする機関と捉えた方が良いです。

例えば、、、

食べ物を胃で消化するために胃酸の量を調節する

心臓を寝ている時も絶え間なく動かし全身に血液を循環させる

息を吸ったり吐いたりした時に肺の動きの制御

日頃無意識におこなっている身体の中の働きが自律神経によって調節されています。

生命を維持していくために必要不可欠な働きは最低限自律神経が乱れても維持されますが、優先順位が低い働きなどは体のどこかのバランスが崩れているとうまく働かない原因となります。

姿勢はそのバランスに関係する一つです。

日頃から背中が丸くなる猫背の姿勢で過ごしていると、胃の働きに関係する神経付近の背骨に負担がかかり、胃酸の調節が丁度良くされず胃もたれや胸やけに繋がることがあります。

妊娠中以外の状態でもこういった姿勢が悪い結果で起こる不調があるので、妊娠中となると余計にそういった些細なことがキッカケでつわりなどの症状が強く出てしまうこともあります。

少しでも妊娠中のつわりを軽減させるためにも、姿勢を良く保ち背骨に負担をかけないよう過ごすことが大切です。

妊娠後期にかけてもつわりや胃の痛みや胸やけ、ゲップなどの症状を訴えることがありますが、そういった妊娠後期のつわりや不調に関しては赤ちゃんがお腹の中で成長していることも要因になりますが、後期は特に姿勢(猫背)が酷くなりやすいのも原因の一つとなるそうです。

 

〇今回のまとめ

今回は体型や体重にも関係してくる姿勢に関してのお話でした。

妊娠が分かったら、なるべく良い姿勢を心掛けましょう。

スタイルの崩れやつわりなども完璧に消え去るのは難しいかもしれませんが、意識しない時より崩れを防ぐ効果を期待することができます。

当院ではマタニティ時の整体もおこなっております。

マタニティ時はより身体に負担がかかりやすい時期ですが、その分感受性も高いデリケートな時期と言えます。

しっかりとケアをすることで身体の状態をキープしたままお産に臨むこともできます。

 

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