皮膚のつくりとは

皮膚のつくりとは

こんにちは。

 

美肌になりたい!という目標を持っている方は多いと思います。

実際美肌になる為に高級なスキンケア商品をとりあえず使っているというお話もお伺いしますが、まずは肌の構造をしっかりと知っている方がお悩みに対して適切にスキンケアができます。

適切なスキンケアは美肌への近道になるので、肌について詳しくみていきましょう。

 

〇皮膚の作り

皮膚は私たちの身体全体を包み込む臓器です。

人の持つ臓器のうち最も外側の表面にあり、全身に存在しているので最大の臓器とも言われています。

皮膚は表面の方から「表皮」→「真皮」→「皮下組織」という3層から成り立ち、それぞれが別の働きを担っています。

最大の臓器である皮膚の一番の役割は「身体の内部を守る」ということです。

皮膚には「バリア機能」というものがあり、内側からの水分の過剰な蒸発を防ぐ、外側からの刺激から身体を守る機能があります。

このバリア機能というのが非常に大切で、バリア機能が低下してしまうと肌のお悩みが増え肌トラブルの原因となります。

さらに皮膚は体温調節の機能も担っているため、体温や水分量を調節したり汗をかくことで老廃物を適度に排出することで肌を正常に保とうとしています。

 

〇表皮

表皮は皮膚の中でも一番表面にある皮膚の作りになります。

表皮も層があり「角層」→「顆粒層」→「有棘層」→「基底層」の4つに分かれます。

層によって名前がそれぞれ異なりますが、4つとも角化細胞(ケラチノサイト)で作られています。

角化細胞は基底層と言われる最下層の部分で作られ、新陳代謝(ターンオーバー)によって少しずつ上に押し出されていきます。

一番表面の角層にまでくると細胞の中にある核という部分を失い角層細胞というものに変化し、最後は垢として外部に排出されます。

皮膚のうち化粧品でケアができるのは基本的に「角層」までです。

一番表面しかできないとなると意味が無いように感じることもありますが、角層は平均0.2ミリの厚さがで大体食品用のラップと同じ様な厚みがあります。

その角層を健康に保つことが美肌作りやバリア機能にとっては一番重要となります。

角層細胞内にある「天然保湿因子」や「皮脂」も皮膚のバリア機能の機能を補助しています。

 

〇真皮

真皮は表皮の下にあり、肌の弾力やハリを保つ土台部分です。

真皮の約70%はコラーゲン繊維でできており、網目状にエラスチンという繊維が張り巡らされています。

この二つの繊維が柱のようになり肌の弾力を保っています。

コラーゲンやエラスチンは線維芽細胞から作られますが、線維芽細胞の働きは25歳程から低下しコラーゲンやエラスチンの量が減少します。

そうした影響で肌のハリ低下やたるみなどのエイジングサインが気になるようになります。

線維芽細胞の働きの低下もだけでなく、様々なダメージ刺激によってコラーゲンやエラスチンは加速度的に減少したり質が悪くなったりします。

ダメージの大きな原因は「紫外線」です。

紫外線によって起こる肌の老化現象を「光老化」と言います。

光老化の蓄積が老化の原因の8割程を占めると最近では言われています。

コラーゲンは一度ダメージが加わるとなかなか回復しないので、将来的な老化を防ぐためにも若いうちから紫外線対策をおこなっておくことが大切です。

 

〇皮下組織

皮下組織は真皮のさらに下に位置する皮膚構造です。

大部分は皮下脂肪でできており、肌そのものを支えるクッション材の役割を果たしています。

 

〇まとめ

加齢に伴って皮膚に存在するコラーゲン繊維などは生理的に減少していきます。

プラスで紫外線による影響などが大きいとさらに様々なお肌のお悩みを引き起こす原因となります。

一度ダメージを受けてしまった肌はなかなか回復しません。

そういったお肌のダメージには美容鍼がオススメです。

美容鍼では、ダメージを受けた肌細胞に鍼で刺激を加えることによって、肌細胞の活性化を促します。

 

紫外線は一年中降り注いでいます。

紫外線対策やダメージケアを日頃からおこなうことで将来的な肌の老化による老け見えを防止することができます。

夏の紫外線ケアをいまのうちに当院でやってみませんか?

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