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こんにちは。
身体の急な痛みと言えば、どこに起こりやすいと考えますか?
寝違いやギックリ腰など、急性の強い痛みはたいてい「首」や「腰」に起こります。
日常の生活のなかで、背骨への負担が大きくかかる姿勢を取ることが多く、悪い姿勢に慣れてしまった状態で長く過ごすことで最終的に急性の痛みに繋がります。
人間の背骨を横から見た際に、首と腰の部分は前方に緩く膨らんだS字カーブを描いています。
このS字カーブが綺麗に見えると、バランスのとれた理想的な形だと言えます。
しかし、読書をしたり、洗顔をしたり、靴を履いたり、スマホをみたり、特に家事などをする際は首を前に倒して、背中を丸め、腰をかがめて家事をすることが多いですよね。
そういった姿勢の悪い状態を繰り返していると、理想の背骨ラインとは逆になり、首と腰を曲げて背骨に負担のかかる姿勢が長時間続いているということになります。
背骨が丸くなった「猫背」の姿勢が続いていると、猫背という姿勢に慣れて常時首や腰に負担をかけてしまうことになります。
結果、骨と骨の間にある椎間板という部分が潰れ、椎間板の中にある髄核というゼリー状の物質が飛び出して神経を圧迫したり、刺激したりなどで痛みやシビレを引き起こします。
髄核の成分の多くは水分なので時間経過によって体内に吸収されていくため、何もしていなくても安静にすることで痛みが治まることが大半です。
痛みが治まったとしても首の骨が歪んだままになっているので、根本的には改善が見られていません。
不良な姿勢を取り続けていると、骨の歪みがどんどん酷くなり、首の痛みだけでなく肩や腕などのシビレ、頭痛、めまいまで引き起こすことがあります。
そういった不調を引き起こさない様にするにはどうすれば良いのでしょうか。
日常で不良な方向と逆の良い方向に身体をを反らすという意識をしましょう。
肩こりや首こり、頭痛、めまい、耳鳴りなども改善を見込むことが出来ます。
日常生活を普通に送っていると、首を下に向けずに過ごすことはほぼ不可能ですが、曲がったままで過ごさずにその分だけ反らす姿勢を取ることで身体を調整しましょう。
バランスをしっかりとることが出来れば、首の痛みや不調などが少しずつ減っていきやすいです。
日常でついついやってしまう悪い姿勢をご紹介します。
〇靴を履くとき
前かがみに小さく丸まってしまいやすいのが、靴を履くときです。
外に出る際は靴を履くことがほとんどです。
繰り返し動作が行われることで、首に負担がかかり続けます。
▷改善策
小さくかがむことなく靴を履けるように、長めの靴ベラを使い首にあまり負担をかけないようにしましょう。
靴ベラを用意するのが難しい時は、小さくかがむことや下を向くのではなく、完全にしゃがみこんで履く方が良いでしょう。
〇読書中
自宅や電車の中で読書されている方をよく見かけます。
頭の重みで首が前にグッと垂れ下がり、背中も丸く猫背になりやすいです。
▷改善策
本を目線の高さまで持ち上げて、首を曲げなくてもいいようにしましょう。
下腹部に力を入れて腰を反り過ぎない様に姿勢を正すと尚良いです。
〇洗い物をする時
洗い物をする時、つい流し台に対して前かがみで覗き込む様な形になりやすいです。
洗い物が終わった後、首や肩がしんどいことが多くないですか。
▷改善策
足を前後にして開いて立つことで姿勢が悪くなりにくくなります。
流し台にお腹やひざを当てておこなうのも、身体が楽に洗い物ができます。
〇まとめ
基本的な日常動作が原因で姿勢は良くも悪くもなりやすいです。
首の痛みだけでなく、腰や膝などを痛める要因も悪い姿勢は作り出し、1か所身体が悪くなるだけで連動して身体に不調が出てくることもあります。
現時点で痛みがあって我慢できたとしても、将来的にもっと痛みが強くなったり、痛む箇所が増えることがあります。
今の身体のしんどさは今のうちに解消するようなるべく心がけましょう。
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