股関節の不安定感

股関節の不安定感

こんにちは。

 

今回は股関節の不安定感やぐらつき、痛みについてまとめていきましょう。

 

普段から股関節の痛みや外れるような感覚に悩んでいる方は多いのではないでしょうか? とくに、不意の動きで股関節が外れる、またはズレる様な感覚を感じることがあります。

 

筋肉の凝りや一時的な症状の場合もあれば、股関節の変形や歪みなどが原因の変形性股関節症という疾患が潜んでいる可能性もあります。

股関節が外れるような、ズレる様な感覚に陥ると、身体に急に力が入らなくなり歩行が困難になることがあります。 

 

 

痛みや痺れといった症状はないのに、股関節が外れるような独特の感覚に陥る原因は何なのでしょうか? 様々な原因が考えられますが、詳しい検査を行ってみないと正確な診断は難しいです。 典型的な原因として考えられるのは太ももからお尻にかけての筋肉が硬直し縮んでしまい、力が入らなくなってしまうことです。

 

 

本来、立ち上がったり歩いたりする際には、左右の太もも・お尻の筋肉がバランス良く収縮しています。 しかし、何らかの理由によって左右のどちらかの筋肉が固まってしまうと本来入るはずの力が抜けてしまい、股関節や骨盤そのものが外れたりずれたりする感覚に陥るものです。

このような症状は筋肉の一時的な疲労やコリなどによって起こりますが、実際には様々な疾患が隠れていることもあります。長く続くような異常が感じられた場合には早めに整形外科を受診するようにしましょう。

 

股関節が外れる、またはズレる感覚が頻繁に起こる場合、代表的な疾患をまとめていきましょう。

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の高さにある背骨(腰椎)の椎間板が神経を圧迫し、下半身に痺れや痛みを生じさせたり、足に力が入りにくくなる疾患です。

そもそも腰椎の椎間板は、背骨から腰にかけての骨を繋ぎ合わせると同時に、衝撃を和らげるクッションの様な役割も果たしています。椎間板が神経を圧迫することで感覚の麻痺や痺れなどの症状が現れます。 腰椎椎間板ヘルニアは日常的に悪い姿勢のまま長時間座ったり、負荷のかかる作業をしたりすることで発症のリスクが高まります。

 

変形性股関節症

変形性股関節症とは、股関節を形成する骨や軟骨が何らかの理由によって損傷することで、痛みや機能障害を引き起こす疾患です。中高年の女性が発症する割合が高いですが、生活習慣や体重、成長期における股関節の形成状態によっては若年層でも発症することがあります。

足の付け根あたりが痛むことが多いですが、進行状態によっては下半身に違和感や痺れを感じたり、股関節が外れるような感覚を訴える方も少なくありません。

 

 

 

股関節のずれや外れるような感覚は女性に多く起こります。

その理由ははっきりと分かっていないのが現状ですが、ひとつの可能性として考えられるのは男女の骨盤の違いがあります。

女性は男性に比べて骨盤が大きく、伸縮しやすい構造となっています。子供を出産するためにこのような構造の違いが見られますが、骨盤が大きく伸縮しやすいということは、歪みが生じやすいということも意味します。

股関節の歪みや変形は幼少期から現れることも多いですが、子供は体重の負担も小さいため痛みや違和感を感じることが少ないと考えられます。また、若年層の場合は軟骨が摩擦や衝撃を吸収してくれるため、違和感に気づかないことも多いようです。

 

 

 

産後では靭帯が緩むことによって、骨盤の関節が緩み不安定感が出ることもあります。

長く続くような不安定感や痛みは一度整形外科を受診されることをオススメします。

 

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