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こんにちは。
女性でお悩みの方も少なくないのが「生理痛」です。
生理痛は、生理中に起きるお腹の痛みや腰痛のことを言います。
主な原因は生理中に分泌されるプロスタグランジンという物質が多く作られてしまうことだと言われています。
子宮の中では通常受精卵の着床を待つために子宮内膜という血のベッドの様なものが作られていますが、受精卵が来ずに不要となった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外に排出されることが生理です。
その際に、子宮内膜を排出するために子宮を収縮させるのにプロスタグランジンという物質が関与し、生理痛を起こしているということです。
〇生理痛の日常の中の原因とは
▷子宮が未発達
10代の生理が始まったばかりの女性は、まだまだ子宮が未発達で子宮頸部が狭く、経血がスムーズに排出されず子宮内部に溜まることで、それを押し出すために子宮が収縮することで痛みが起こることがあります。
▷女性ホルモンの分泌の変化
思春期は子宮がまだ発育途中で女性ホルモンのバランスが乱れがちになります。
それが、子宮の収縮につながるので生理痛が起こることがあります。
逆に更年期の時期になってくると女性ホルモンのバランスが崩れ始め変動が激しくなっていきます。
それにより、子宮の収縮が強くなり生理痛として現れることがあります。
▷プロスタグランジンの分泌が多い
プロスタグランジンとは、子宮内膜で作られて子宮を収縮させることで経血の排出を促す物質のことを言います。
プロスタグランジンが多いだけ子宮の収縮が強くなるので、生理痛の原因となっていることが多くあります。
▷ストレス
生理前後にイライラしたり、気分が落ち込み気味になったことはありませんか?
人に当たってしまったり、不安になったり、夜眠れなくなってしまうような、自分で自分をコントロールできなくなってしまう方もいます。
普段の仕事や周囲の環境によるストレス、過労などから来ていることが多く、生理痛にも悪影響を与え、生理痛を酷くする原因となります。
▷血流が悪くなる
運動不足などが続くと筋肉量が減少し、身体が冷えやすくなります。
冷えが目立ち始めると骨盤内の血流の悪化を招き、生理痛が起こることがあります。
締め付けのキツイ洋服や下着なども骨盤の血流を悪化させる要因の一つです。
▷器質的疾患がある
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症など婦人科疾患が生理痛の原因となっていることもあります。
月経困難症も精神的なストレスや冷えなどが原因で引き起こされることがあり、酷い生理痛に悩まされることもあります。
生理前にイライラしたり、お腹が痛く感じたりなど、心にも身体にも不調がでる症状は月経前症候群(PMS)などに悩まれている方もいます。
〇生理痛対策
▷婦人科の検査を受けに行く
生理痛は何も疾患が無く起こっている場合もありますが、何かしら(器質的)な原因疾患から起こっていることも多く、原因である疾患を治療しないと生理痛が緩和されにくいです。
定期的に婦人科で検査を受けることがオススメです。
▷身体を温める
全身を温めることで全身の血流を促すことが可能です。
特に下半身を温めることが大切で、骨盤内や付近の血液循環を促すことが大切で、温めることで生理痛を和らげることができます。
軽いストレッチや足湯などがオススメです。
▷血流を促す食品を食べる
ビタミンEは血流を促すと言われています。
カボチャやアーモンドなどに豊富に含まれています。
▷服装
おしゃれはいつでもしたいですが、しんどい時はなるべくお腹や骨盤付近にゆとりのある服装にしましょう。
締め付けを緩くすることで生理痛の緩和が期待できます。
▷ツボ押し
おへそから指4本分下にある「関元」
足の内側のくるぶしから指4本分上にある「三陰交」
上記二つのツボは生理痛に効果のあるツボだとされています。
親指でグーっと痛過ぎない程度に15~20秒ずつ押さえましょう。
▷痛み止めを服用する
痛みが本格化する前に痛み止めを服用することが大切です。
冷えの気になる方は痛み止め以外にも漢方なども検討してみても良いので、薬剤師さんに相談してみて下さい。
▷膝を曲げて寝ころぶ
仰向けで寝ころんだ際に膝を曲げていると腹筋が緩みやすくなります。
お腹の緊張が緩むと骨盤内の循環も良くなるので、痛みが和らぎやすくなります。
〇まとめ
生理痛は我慢せずしかるべき場所に相談することをオススメします。
何かしらの疾患が無かった場合は、まず血流をよくすることが大切なので、温めることや運動などを取り入れましょう。
当院では生理痛緩和に鍼施術などもおこなっています。
鍼を刺すことでツボ刺激による痛みの緩和や、血液循環を促す効果を期待することができます。
生理痛でお悩みの方はご相談下さい。
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