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こんにちは。
今回は産後の骨盤痛と矯正についてまとめていきましょう。
妊娠・出産に関連した骨盤痛は妊婦の内の約3割の方に現れると考えられています。
この妊娠・出産に関連した骨盤痛は日常生活に支障をきたし、様々な活動が制限されたり、痛みや機能不全による仕事の欠勤などから、経済的にも悪影響を及ぼすと思われます。
妊娠による、エストロゲンやリラキシンなどのホルモン分泌の増加に伴い、靭帯が弛緩し、骨盤の前側に位置する恥骨結合や、腰下部に位置する仙腸関節など、骨盤への負担が増加します。これらのホルモンの変化は出産準備として必要な変化ではありますが骨盤関節への負担が増加し、骨盤痛を発生しやすくなります。
胎児の成長に伴い、腹部が膨張し、それに伴い姿勢が変化します。特に腰椎の前弯が増し骨盤アライメント(骨と骨が関節する位置関係)の変化が仙腸関節に負荷をかけることも骨盤痛の一因です。妊娠による体型変化に伴い、体幹の姿勢制御に関わる筋肉のバランスに変化が生じ、歩行も変化します。特に妊娠による腹部膨大に伴い、重心は前上方へ移動し、スウェーバックと呼ばれる立位姿勢がみられるようになります。さらに、骨盤が前に傾き、腰椎前弯の増大、足底アーチの低下が起こります。その結果、動揺性歩行となります。
また、妊婦の身体変化はバランスや歩行時の安定性を保つために身体の変化に適応した姿勢調節、運動制御が必要となります。その結果、腰部周囲の筋疲労や仙腸関節、恥骨結合の適合性の不良が生じやすくなることで骨盤痛が惹起され歩行が阻害されます。
まとめると、リラキシンによって靭帯が弛緩した状態、尚且つ、歩行変化に伴う身体的ストレスの変化が骨盤痛発生を助長している可能性があります。
したがって、骨盤痛を有する妊婦・産後女性の歩行の特徴を理解すれば、妊娠・出産に関連する骨盤痛の予防・改善につながります。
前述で腰椎の前弯としましたが、これは言い換えれば、『反り腰』を表しています。
反り腰の状態は骨盤が前に傾いている状態です。骨盤上部が前に傾くと背骨は前に反って、肩の高さでは、バランスをとるために背骨が後弯してしまいます。頭が前のめりになり、肩が丸まり、腰は反る。足は後ろに上がりにくくなり、前モモは張りだします。この状態で家事・育児を行うので、どこかしらに痛みが出ても不思議ではありません。
歩行では、ガニ股ぎみになり、足先は外に開きます。膝は曲がり、歩幅は狭くなります。踵外側で着地するようになるため、足底~ふくらはぎなどへの負担も増します。
このような状態を改善するために産後骨盤矯正がオススメです。
骨盤矯正の施術では、まず検査を行い、骨盤の今の歪み具合を診させていただきます。筋肉にストレッチや指圧をかけて筋肉の緊張をとっていきます。さらに、骨盤の歪みを調整し、理想的な姿勢に導きます。
上述したリラキシンなどのホルモンの分泌が少なくなってくる頃に靭帯が締まり、関節が固まります。
その時に理想的な骨盤のアライメントが確保されていると骨盤痛なども軽減されてくるはずです。
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