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こんにちは。
今回は厚生労働省の発表した健康づくりのための身体活動についてまとめていきたいと思います。
厚生労働省の発表によると、身体活動、運動の量が多い者は、少ない者と比較して循環器病、2型糖尿病(後発性)、がんが予防され、うつや不安の症状が軽減されるとともに、思考力、学習力、総合的な幸福感を高められるとされています。
WHO(世界保健機構)によると、全世界における死亡に対する危険因子として、高血圧、喫煙、高血糖に次いで、身体活動・運動の不足を第4位に位置付けています。 日本では、身体活動・運動の不足は、喫煙・高血圧に次いで、非感染性疾患による死亡に対する3番目の危険因子であることが示唆されています。
身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、骨格筋の収縮を伴うすべての活動のこと
運動とは、身体活動の一部で、スポーツやフィットネスなどの、健康・体力の維持・増進を目的として計画的・定期的に実施する活動と定義されています。
身体活動の目標指標として提示されている数値は以下となります。
20歳~64歳:男女ともに一日の歩数8000歩 65歳以上:男女ともに6000歩
身体活動・運動の推奨事項としては、個人差等を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組み、今よりも少しでも多く身体を動かすことを全体の方向性としています。
成人:息が弾み汗をかく程度以上の運動を週に60分以上か、筋力トレーニングを週2~3日以上
高齢者:有酸素運動・筋力トレーニング・バランス運動・柔軟運動など多要素な運動を週に3日以上
と推奨されています。
筋力トレーニングは死亡リスクを軽減するとの研究結果が出ているとし、年齢問わず、週に2~3回行うことを推奨しています。特定の部位を重点的に鍛えるのではなく、胸、背中、上肢、腹、臀部、下肢などの大きな筋群に負荷がかかるような筋トレを全身まんべんなく行うと良いとされています。
さらに、座りっぱなしの時間が長いと血流や代謝が悪くなり、病気の発症に影響するという点にも触れています。
子供の運動についても発表があり、主に幼児期と学童期を分けて運動推奨されています。
文部科学省の幼児期運動指針では、運動習慣の基盤づくりを通して、幼児期に必要な多様な動きの獲得や体力・運動能力の基礎を培うとともに、様々な活動への意欲や社会性、創造性などを育むことを目指し、様々な遊びを中心に、毎日、合計60分以上、楽しく身体を動かすことを推奨しています。
また、日本体育協会(現:日本スポーツ協会)の小学生を対象とした運動では、こどもは身体を使った遊び、生活活動、体育・スポーツを含めて、毎日最低60分以上は身体を動かすことを推奨しています。
子供は幼児期、学童期ともに最低でも60分以上、身体を動かすようにしましょう。
当院では姿勢を改善する、骨盤矯正をメインの施術として行っております。様々な症状において、姿勢が影響してきます。お悩みの方は一度当院へお越しください。
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