日常生活が原因で鈍い痛みのある慢性腰痛に…。

日常生活が原因で慢性腰痛になることもあります。

腰は上半身の重みを支えたりバランスをとる役割があるので

日常生活では、大きな負荷がかかることが多いです。

 

姿勢や動作

物を持って体を曲げ伸ばししたりすると

カラダの中で最も大きな負荷がかかるのが腰です。

普段の何気ない姿勢や動作でも、ものすごく腰には負担になり、

それが積み重なることで腰痛が起きてしまいます。

腰痛の原因として最も多くの割合を占めるのが「不適切な姿勢や動作」です。

・体が弱い

・運動不足

・肥満気味

などの危険因子があっても、理想的な姿勢や動作ができていれば、

腰痛に悩まされることはありません。

正しい姿勢や動作は腰痛を引き起こさない為に大切です。

腰の負担が少ない姿勢や動作を身につけ、腰痛を改善・予防しましょう。

 

背筋を伸ばす

背筋が伸びた姿勢は、体を横から見た時は背骨がまっすぐで、

緩やかなS字カーブを描いた状態になっています。

S字カーブがしっかりとれていると背骨が上半身の重みや

外部からの衝撃をしっかり吸収・分散できるので

立っている時や座っている時の腰への負担が最小限に留まります。

・背中を丸めて前かがみ(猫背)になる

・上体を大きく反らす

・お腹を前に突き出す

・中腰になる

などの背中が曲がった姿勢では、腰の負担が大きくなります。

日常生活では、腰に良くない姿勢を頻繁にとったり

長時間続けたりしないよう気を付けてください。

対策としては、

腰を前に曲げる時は、先に膝を曲げたり、片膝をついたり

両足を前後に開くことで前かがみの姿勢を防止できます。

中腰姿勢の多い場合は、長時間続けるのではなく

時々休憩してストレッチなどを行ってください。

腰に腰痛用のコルセットを巻くのも対策になります。

 

長時間同じ姿勢を続けない

良い姿勢でも、長時間同じ姿勢を続けると腰の筋肉が緊張して固くなり

血液の流れが悪くなり腰痛が起きてしまいます。

こまめに立ったり座ったりしましょう。

特に、座りっぱなしで仕事をすることの多い事務職員や運転手

立ちっぱなしになることの多い販売員や警備員といった人たちは要注意です。

30分に一度くらいはトイレ休憩したり、ちょっと席を立って歩いたり、軽く体を動かすようにしましょう。

少しの休憩も取れない人は、少し姿勢を変えてみたりしてみてください。

腰を急激に動かさない

・腰を急にひねる

・激しく動かす

・何度も前後左右に曲げる

などの動作は、腰の負担が大きく、筋肉が傷ついたり捻挫を起こしやすいです。

野球やゴルフのスイングをした時などによくみられます。

急激に動く動作は腰に瞬間的にかかる負荷が大きいです。

腰に疲労がたまった状態で行うと、ぎっくり腰「急性腰痛」を発症する原因になります。

普段から腰を使った動きはゆっくりと行うよう意識しましょう。

 

日頃の運動

散歩、体操、スポーツなどで体を動かすことで

体が丈夫になって病気やケガをしにくくなるだけでなく

姿勢が良くなったり、肥満を防いだり、ストレス解消になるなど

腰痛改善に役立つ効果があります。

 

運動によって得られる主な健果

・骨や筋肉が強化され、腰を支える力が強まる

・姿勢が良くなる

・体力がつき、抵抗力が強まる

・血行が良くなり代謝が良くなる

・肥満を防ぐ

・ストレス解消

運動の種類

運動は目的・種類別に大きく３つに分けられます。

「筋力トレーニング」・・・主に筋力アップが目的です。

「柔軟体操、ストレッチング」・・・筋肉や関節の柔軟性を高めます。

「有酸素運動」・・・基礎体力の向上と心肺機能を高めます。

運動といっても、本格的にスポーツや激しい運動をする必要ありません。

近所を軽く散歩する程度でも十分な効果が得られます。

定期的に行い継続することが大切です。やり過ぎると腰を痛めてしまうことがあります。

 

当院でも腰痛の治療を行っています。

松屋町鍼灸整骨院の治療法は、

腰部にストレスがかからないように骨盤（骨格）の歪みをとり

正しい姿勢の状態を維持できるように矯正していきます。

強い刺激の矯正は一切行わず

ゆっくりとソフトな刺激を入れることで骨盤（骨格）の歪みを整え

負担がかかって硬くなってしまった筋肉の緊張を取り除き

腰痛の辛い症状を改善していきます‼

腰痛の症状によっては腰や足に鍼施術をほどこすことで

早期に回復する場合もありますので、一度ご相談してください。