柔軟性を上げるには

柔軟性を上げるには

こんにちは。

 

今回は柔軟性についてまとめていきましょう。

 

 

 

厚生労働省によると、柔軟性とは体力の一要素であり、筋肉と腱が伸びる能力のこととされ、動きのしなやかさだけでなく、傷害の予防などにも関係し、筋力・瞬発力・持久力、調整力とともに基本的な運動能力の一つとされています。

 

  • 柔軟性は、静的柔軟性と動的柔軟性という2つの面から捉えることができ、静的柔軟性は「関節可動域」つまり、身体の柔らかさというところを表し、動的柔軟性は「関節可動域における動きやすさ」つまり、運動のしなやかさを表します。怪我の予防や疲労回復には静的柔軟性を高めること、競技能力には動的柔軟性を高めることが大切になります。

 

  • 柔軟性は「骨格構造」と「軟部組織(筋組織・筋膜・腱・靭帯・関節包など)」によって決まります。  骨格構造に関しては先天的な要素が多く努力で変化しにくいですが、軟部組織は変化させることが可能です。軟部組織の筋組織・筋膜・腱をターゲットに柔軟性を高める運動としてストレッチがあります。とくに、動的柔軟性の向上のためには動的ストレッチというエクササイズがあります。

 

ストレッチはウォーミングアップとして怪我の予防をしたり、クーリングダウン(整理運動)として疲労回復の手助けをしたり、筋肉や関節などの疾患の治療やリハビリに利用されます。また、仕事で同じ姿勢を取り続けていることが多い現代人には、緊張したままの筋肉を緩めることによるストレス解消効果が期待できます。

 

 

 

 

ストレッチはある方向に関節を動かしながら筋肉を縮めたり伸ばしたりすることを繰り返す「動的ストレッチ」と、ゆっくり一定方向に筋肉を伸ばし、その状態でしばらく静止する。「静的ストレッチ」に分けられます。

動的ストレッチは運動前の柔軟体操やエアロビクスダンスなどに取り入れられており、特に競技選手が反動を付けて素早く行う動的ストレッチを「バリスティックストレッチ」と呼びます。

静的ストレッチは筋肉が急に伸ばされると反射的に縮もうとする伸長反射を抑えることで筋肉に無駄な負荷や緊張を与えないようにするので、クーリングダウンやリラクゼーション効果を狙うエクササイズとして知られています。ヨガやピラティスなどはこれらのストレッチ効果を最大限に利用したものと言えます。

 

 

 

怪我は、可動域を上回った動きを行った時に、なります。

なるべく可動域を大きくして、ケガをしにくい身体を目指しましょう。

静的ストレッチ(スタティック・ストレッチ) 反動や勢いをつけずに、ゆっくりじわじわと関節可動域の限界近くまで関節を伸ばす、あるいは曲げ、数秒~10秒間程度、姿勢をキープする方法

動的ストレッチ(バリスティック・ストレッチ) 反動をつけてリズミカルに筋肉や腱を伸ばす方法です。勢いをつけて可動域ぎりぎりに関節を動かすことになるので、行う場合は注意が必要です。

 

ストレッチの行い方は様々あります。

自分の今の身体状況を考慮して、行うストレッチを選別しましょう。

 

当院では、ストレッチのやり方や、患者様に必要なストレッチなどをアドバイスさせていただきます。

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