経絡とツボって知っていますか?

経絡とツボって知っていますか?

こんにちは。

 

東洋医学というものは最近よく知られる言葉になってきましたが、実際東洋医学での健康の考え方やツボはどういったものかをきちんとご存知でしょうか。

東洋医学の良いトコロは、予防に対して優れ、西洋医学との組み合わせもできてしまう。ということです。

ちょっとした病気でない不調など感じることは多々あると思います。

そんな時は東洋医学に頼ってみてもいいかもしれません。

 

〇東洋医学のポイント

東洋医学では人を構成する要素は「気」・「血」・「水」。

これら3つの要素で作られていると言われています。

どれか1つの要素が足りなくなる、多すぎる、流れが悪くなる、そうすると身体は不調を感じ始めます。

3つの要素が滞りなく常に身体の中を調子よく巡り、要素が過不足することが無ければ東洋医学において健康だとされています。

 

〇「気」・「血」・「水」のそれぞれ

「気」

酸素や栄養素などの身体の中にあるエネルギー全般のことをさします。

スタミナなども気に含まれています。

 

「血」

身体の中にある赤い液体で基本的に血液のことをさします。

栄養を乗せて全身を巡ります。

 

「水」

血液以外の水分で細胞内や関節内などの赤色以外の水分のことをさします。

 

〇ツボと経絡

ツボや経絡の仕組みは意外と簡単です。

経絡とツボは地下鉄の路線とその駅に例えることができます。

 

「経絡」

気や血が流れる道筋。

肝・心・脾・肺・腎・胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦

基本10に分けれらる臓腑にそれぞれの道筋(ルート)があり身体の中を巡っています。

それぞれのルートのことを地下鉄の各路線に例えることができます。

 

「ツボ」

ツボは体の外と中を繋ぐ出入口の様なものです。

何か身体の中に問題が起きるとツボの部分や近くに反応がみられやすくなります。

ツボは経絡上(地下鉄の路線上)の駅の様な役割を担っています。

 

気や血は常に経絡を循環しているので、線路の上を走っている電車のような部分になるといえます。

 

鍼灸治療などは、そういった経絡やツボの状態を患者様からの訴えなどで判断し施術する方法となっています。

ツボは全身で約360個以上あるといわれています。

そういったツボや身体との関わりを鍼灸師は勉強し、資格をとったうえで患者様に施術をしています。

 

時々、こんなことをすることがあります。

肩コリや腰痛で悩んでいるが、その部分を少ししか治療せず、関係の無いような部分をしっかりと治療するということです。

それは、現在肩こりや腰痛で悩んでいるかもしれませんが、実際は「呼吸の浅いせいで骨格や自律神経に影響し、それが肩こりを引き起こしているかもしれないからです。」

腰痛も「脚が疲れている、冷えている、筋肉が張っていることが原因で骨盤に歪みを生じさせ腰に負担をかけているかもしれません。」

肩や腰などのしんどい部分を触ることも大切ですが、根本的な原因が違う場所にある場合もあることから、お持っているところと違う場所をほぐす。そうすることで症状の緩和がみられるということです。

 

ツボはそういった治療がどちらかと言えば多くなります。

肩がしんどいが、手の甲のツボや脚にあるツボに刺激を加えツボの効能で肩を楽にさせることがあるからです。

疑問を持ちながら施術を受けるよりは、気になることが質問して頂ければお答えできる範囲でお答えさせて頂きます。

 

当院では、様々な方法の鍼治療をおこなっております。

ツボを狙った治療や筋肉に対してアプローチする治療など…

その人に合った方法を選んで施術をさせていただいています。

 

初めて鍼を受ける人でも受けやすいような工夫をしております。

ご興味がある方は一度お問い合わせ下さい

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