骨盤まわりの筋肉の働き

骨盤まわりの筋肉の働き

こんにちは。

 

 

今回は身体の基盤を作る、骨盤まわりの筋肉について書いていきたいと思います。

骨盤は仙骨、坐骨、腸骨、恥骨、尾骨で形成される骨で、仙骨と背骨が関節するので、骨盤が歪むと背骨も歪んできます。

筋肉は骨と骨を繋いでいるので、身体が歪むときに筋肉が原因になる場合があります。骨盤まわりの筋肉を知っておくことで、狙った筋肉にストレッチをかけたり、痛みを和らげることが出来るので、ぜひ覚えておいてください。

 

  • 腹直筋 お腹の真ん中のザ・腹筋という筋肉です。筋腹が8個に分かれていて、骨盤の前面から身体の真ん中(ミゾオチ)に付着する筋肉です。 中腰の姿勢をとるときに負担がかかりやすい筋肉なのでしっかり鍛えて腰への負担を減らしてあげましょう。

 

  • 腹横筋 お腹まわりをコルセットのようにおおう筋肉で、腹筋群の中でも一番深い位置、内臓に近いところにある筋肉です。 骨盤の上縁にも付着しています。この筋肉が弱ってしまうと姿勢が悪くなってしまい、腰痛の元にもなってしまいます。 

 

  • 内、外の腹斜筋 お腹の横側にある体幹をひねる動作に使われる筋肉です。 右や左の片方だけが働くと体幹がひねられます。腹横筋と同じように骨盤の上縁にも付着していますのでこの筋肉も弱ってしまうと骨盤の歪みにつながってきます。

 

  • 腰方形筋 骨盤の上縁と腰椎の横の突起や第12肋骨に付着する背中側の筋肉で、この筋肉が働いて骨盤を立てた状態で座ったり、良い姿勢を維持したりするときに活躍します。この筋肉が弱ってくると、骨盤が後ろに傾いてしまい、腰の背骨の湾曲が少なくなってきて、姿勢が歪んできます。

 

  • 小、中殿筋 骨盤の外側から大腿骨の外側までについている筋肉です。 立った姿勢や歩行時に脚がぐらつかないように維持するために働く筋肉です。 片足立ちでフラフラしたり、バランスが崩れたりする方はこの筋肉が弱ってきているので、横になった状態で脚を広げる動作で鍛えていきましょう。

 

  • 腸腰筋(大腰筋) 背骨の腰の部分から大腿骨の内側までついている筋肉です。 運動を行う際に非常に重要な筋肉で、脚や腰をお腹側に曲げるのに働きます。 特に瞬発力を発揮する際に活躍してくれます。階段を登るときに脚が上がりにくい方は、この筋肉のトレーニングで改善される場合があります。

 

  • 脊柱起立筋 いくつかの筋肉をまとめて、脊柱起立筋と言います。身体の軸となる背骨を支える筋肉で背骨の左右にあり、この筋肉が背骨を支えます。 左右が均等に働くことで上体が立って背中が伸びます。左右の肩の高さが違う人は、この筋肉の緊張具合が左右で違う場合があります。立ちっぱなしや座りっぱなしの状態が続くと、この筋肉が疲れて、背中全体の緊張に繋がってしまいます。

 

上に挙げた例のように、様々な筋肉が骨盤についています。

これらの筋肉の特徴を知って、歪みの少ない、疲れの出にくい身体に整えていきましょう。

当院では骨盤矯正の施術をメインで行っております。

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