産後のケアは更年期のケアにもつながります!

産後のケアは更年期のケアにもつながります!

こんにちは。

 

産後のケアと将来的な更年期は実は密接な関係にあると知っていますか?

産後ケアをしっかりすることは、中高年になってからの健康と美容にも関わりが大変深いとされています。

・中高年になってからの太りやすさを防ぐ

・更年期障害などの女性症状を緩和させる

上記のような効果を期待することができます。

 

〇更年期障害とは

一般的に更年期は、閉経の前後10年間ほどの期間を言います。

その中でも更年期期間に起こりうる更年期障害は、卵巣の機能の低下からくる女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少することで起こるとされています。

エストロゲンの減少やホルモンバランス自体の乱れは、耳鳴り・めまい・不眠などの自律神経系の症状や、抑うつ・不安感・イライラといった精神的な症状を引き起こす原因となります。

「生理前になんだかイライラする」というような症状をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

更年期障害はそういった生理前のイライラ感が毎日続いているような感覚とも言われています。

 

生理前や生理中の症状に個人差が見られるのと同じで、更年期障害による症状も個人差が大きいと言われています。

ですので、ほとんど何も不快感を感じない人もいれば、日常生活や人間関係に支障をきたしてしまう人もいるということです。

 

〇個人差がでる原因とは

症状に多少個人差がでてしまうのは仕方がありませんが、大きく日常生活に支障が出てしまうような症状をお持ちの方はそうでない人と比べて何が違うのでしょうか。

更年期障害の原因である自律神経と姿勢に目を向けてみましょう。

閉経の前後10年程になってくるとエストロゲンの分泌がだんだん少なくなっていきます。

そうすると脳から卵巣の方にエストロゲンをもっと分泌しなさいという指示が発信されます。

指示に従って卵巣がホルモンを分泌させることができれば良いですが、卵巣は指示に従わずホルモンを分泌することが出来なくなっています。

思ったようにホルモンが分泌されないことに対して脳がパニックを起こす結果、自律神経系の症状(易疲労感・ほてり・片頭痛・動悸)があらわれてきます。

自律神経の状態が更年期障害の症状の程度に拍車をかけているということです。

 

更年期障害に関しては、誰もが何かを経験すると言われています。

しかし、自律神経が安定していると更年期障害の症状を緩和させて乗り越えることが出来るということです。

東洋医学的にも自律神経は更年期障害と密接な関係にあるとされています。

 

自律神経は目に見えるものではありませんが、背骨の穴の中を通って全身に繋がっているとされています。

ケガや病気の治癒や体温や血圧、汗の調整などをおこない、身体のそのものの体調を整える働きを担っています。

ですので、背骨に負担をかけすぎないようにすることは、自律神経に負担をかけすぎないことに同義であると言えます。

 

〇産後のママさんの易疲労性

妊娠時から出産にかけてもちろん大変ですが、その後の子育ての方が大変だともよく聞きます。

夜間の育児で不眠状態が続くことや疲れが溜まっていると、普段何も感じないことに怒ってしまうことや、お子さんに対してイライラしてしまったりとお母さん自身の心の余裕が少なってしまいがちです。

そんな時は、免疫力なども落ち体調を崩したり回復が遅れたりします。

「産後からなんだか疲れが取れにくい…」そう感じる方!

早く疲れから抜け出すには姿勢を良くし自律神経系を整えることが大切です。

 

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが通常の数百倍でしたが、産後は一気に減少します。

体内を巡る血液量も胎児を栄養するために約1.4倍に増加していたのが、出産時の出血などが重なり産後は打って変わって貧血気味になってしまいます。

そのためか、若くて体力があるような人でも更年期障害のようなものが産後には出てきやすくなります。

 

分娩時間や出産時の状況によって回復速度は変わってくるでしょうが、数週間~1・2ヶ月間疲れを感じ続けるのは普通のことです。

しかしそれ以上の期間が経っていても疲れが変わらないという場合もあります。

「育児を他の人に任せて休んでいるのにだるさが取れない」

「何にもしていないはずなのに疲れる」

「風邪や体調を崩すことがよくある」

医療機関で検査をしても特に異常が無かった場合は生活習慣の中で姿勢を見直す必要があるかもしれません。

 

常時背中が丸まった状態でダランとした姿勢でいると疲れは取れることはありません。

血流も悪くなり、巡りがかなり悪くなるのでオススメすることはできません。

背筋をグッと真っ直ぐ伸ばした状態と背中が丸まった状態での身体の筋肉の状態を比べると、丸まった状態の方が肩や腰の筋肉も硬くなりがちになってしまいます。

硬さがあるということは、ダランとした状態で一見楽に見える姿勢のはずが一生懸命働いているという状態なので疲れが取れにくくなります。

 

〇まとめ

産後のケアから自律神経を整えておくと更年期の際に楽をできることが多くなります。

背筋が曲がっている、骨盤の状態が歪んでいると身体のコリや痛みだけでなく、体調や免疫力に関わってきます。

なんだか最近疲れやすいというのを回復させたり、免疫力をアップさせて風邪などに対する抵抗力を上げるという面でも自律神経を正常に働かせるキッカケとなります。

当院でも骨盤の状態を整える施術や、自律神経を整える作用を持っている鍼施術などもおこなっております。

産後の方に来院していただけるような環境作りにも努めているので、安心して来院いただけます。

 

産後のケアは将来的な身体の調子を整えることに繋がりますので、ご興味がある方はお問い合わせください。

松屋町鍼灸整骨HP

 

お電話でのご予約・お問い合わせ

06-4304-3103

診療時間 月~土 10:00~14:00、17:00~21:00

休診日 日曜祝日・第2/第4水曜日

※ご新規様の最終受付は午前診13:30、午後診20:30まで

24時間いつでもOK!
空き状況も分かる!

ページトップに戻る

電話をかける
LINEで予約