良い姿勢って? ~パート①~

良い姿勢って? ~パート①~

こんにちは。

 

良い姿勢とはなんでしょうか。

「背筋をまっすぐにする」という風に思っている方が多いと思いますが、実はそうではありません。

 

背筋を真っ直ぐにする=背骨を真っ直ぐにするというイメージがありますが、私たちは生まれた時から背骨に「自然なカーブ」というものが元々あります。

背骨の連続したカーブはバネの様な役割を果たしており、「体重を支える」「身体をしなやかに保つ」「身体の動きをスムーズにする」というような働きがあります。

真っ直ぐを意識しすぎることで背骨の生理的なカーブが失われると、逆に身体に負担がかかりやすくなり、身体の痛みや不調などを引き起こす原因となってきます。

 

「姿勢を良くしよう!」という意識をすると、身体が硬くなったり、筋肉が疲れやすくなったり、動きづらくなったりという経験をしたことはありませんか?

無理をして身体を真っ直ぐにしていることで起こります。

猫背やストレートネックの方は、悪い部分を伸ばせば良いというイメージがあるかと思いますが、実際は背骨のある部分だけを伸ばすことは簡単ではありません。

姿勢を意識し続けて力を入れて頑張り続けることは理想ではありません。

 

整骨院やマッサージ店でどれだけ施術を受けても姿勢があまり改善されないのは、普段の意識の仕方にあるかもしれません。

根本的に良い姿勢を自然にとれるようにしていくことが大切です。

 

では、なぜ良い姿勢は続かないのでしょうか。

 

私たちが立ったり座ったりする時は無意識で姿勢を取ることが出来るため、意識が続かないと言えます。

ですので、良い姿勢というものは「取る」というものではなく「なる」という方が意識的に楽だと言えます。

整骨院などで整えてから自宅で姿勢を整えるストレッチなどをすると自然に良い姿勢がとれるようになっていきます。

 

悪い姿勢は楽?

 

一日仕事が終わってからなど疲れた時に自然と身体が丸くなってしまうことは経験がありませんか?

良い姿勢をとる方が楽だと言われるのに、なぜ悪い姿勢をとってしまうのでしょうか。

 

私たちの身体の中にある骨は一つ一つがパズルのピース様に複雑に関節などと支え合っています。

パズルを安定させるために、筋肉や靭帯という組織がサポートしています。

筋肉はゴムの様に伸縮して力を生み出し、靭帯はベルトの様に骨と骨が離れない様に繋いで関節が安定するように支えています。

 

人間の身体は楽をしようと働きます。

 

筋肉を使うよりも、靭帯に頼って身体を支えた方が楽であるために、少しずつ悪い姿勢に偏ってしまうようになります。

猫背や巻き肩などはまさにそういった筋肉よりも靭帯を使う割合が増えることで目立つようになります。

関節を曲げることで、靭帯が引っ張られることで身体が安定するためです。

楽な方に身体をゆだねる状態は一見良い様に思えますが、実はこの悪いが楽な姿勢は体にとっては大きな負担をかけてしまいます。

筋肉を使うことが減ると少しずつ、筋肉の元々の姿勢を支える力が弱くなって筋肉が衰えていくといき、悪循環に陥っていきます。

 

人間の身体の構造や仕組みを理解して正しく姿勢を整えていけば、自然と良い姿勢がとれるようになります。

 

当院でも骨盤矯正で姿勢改善をしております。

ホームケアなどもお伝えしていることがあるので、一度気になった方はご相談下さい。

お電話でのご予約・お問い合わせ

06-4304-3103

診療時間 月~土 10:00~14:00、17:00~21:00

休診日 日曜祝日・第2/第4水曜日

※ご新規様の最終受付は午前診13:30、午後診20:30まで

24時間いつでもOK!
空き状況も分かる!

ページトップに戻る

電話をかける
LINEで予約