寝ても寝ても眠い!なぜ?

寝ても寝ても眠い!なぜ?

こんにちは。

 

「沢山寝たはずなのに眠い」

「寝ても疲れが取れなくて朝が辛い」

「やる気が出てこない」

日中に眠気などが強く出てくるのは、本当にしんどいですよね。

本日は、日中の眠気や倦怠感の原因やスッキリと翌日過ごせるようになる対策について二回にわけてお伝えしていきます。

 

〇日中の眠気がでる原因

▷睡眠不足

日本人の平均の睡眠時間は、標準っで6時間以上7時間未満だと言われています。

特に加齢に伴い睡眠時間は少しずつ短くなり、夏は冬よりも短くなりがちであるなど、年齢や季節、個人差によって大きく異なります。

ですが、睡眠時間は取れるのであれば6~8時間程度とることが推奨されています。

しかし、現代人は忙しさによって睡眠時間を上手く確保することが出来ず、その他ストレスなどによっても睡眠時間が短くなっていっているようです。

睡眠不足になる原因は、「睡眠時無呼吸症候群」という睡眠時に呼吸が止まってしまうものや、「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」という夕方から深夜にかけて足を動かさずにはいられないという様な病気である場合があります。

 

▷睡眠環境

寝つきや睡眠の質を向上させるには、適切な睡眠環境が大切になってきます。

寝具や寝室の温度や湿度、照明の色や明るさなど睡眠の質を低下させるものがあれば、できるだけ改善した方が良いです。

騒音や物音なども寝つきや睡眠の質を低下させるので、気を付けましょう。

 

▷生活習慣

何事でもそうですが、毎日生活リズムの整った規則正しい生活をすることが睡眠の質を向上させる手段となります。

毎日決まった時間に起床し、就寝することで、睡眠をとりやすく身体が変化していきます。

また、過度の飲酒や喫煙などは、刺激物によって脳が刺激され、睡眠を妨げる原因になりますのであまりオススメできません。

運動習慣がある人には不眠症が少ないと言われています。

 

▷ストレス

精神的・身体的ストレスにさらされていると、自律神経である交感神経系が刺激され脳や身体が興奮状態になり眠気が起きづらくなります。

眠ることができたとしても、交感神経が優位であることから脳の疲労を回復させる睡眠時間が少なくなり、寝ても眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める原因になります。

 

▷エネルギーの不足

睡眠をとるのに実はエネルギーが必要となります。

それは、細胞の機能を修復させる働きや疲労回復などでエネルギーを必要としているからです。

エネルギーの不足が起きていると、十分に細胞の修復などが追い付かず、寝ても疲れが取り切れないという状態となります。

偏った食生活や、過度なダイエットなどはエネルギーが不足する原因の一つです。

 

▷女性ホルモンによって

生理前に起こる「月経前症候群(PMS)」の症状の一つとして、日中の眠気が強くなることがあります。

プロゲステロンというホルモンの増加によって基礎体温が高くなり、一日の体温リズムにメリハリが無くなることで起こります。

また、閉経後には女性ホルモンの分泌が急激に低下することで、さまざまな更年期症状が出ますが、その一つにも睡眠の浅さや短さなどがあり日中に眠気を感じる原因となります。

妊娠中にも女性ホルモンが変動することや、子宮の動きなどによって睡眠が浅くなりがちになります。

 

〇今回のまとめ

寝ても寝ても眠い!という症状には様々な原因が隠れており、もちろんただの睡眠不足であるということもあり得ます。

身体の疲労感を軽減させるには睡眠の質を高めて、十分に睡眠をとるということがかなり大切になってきます。

なんだか最近疲れているなぁと感じる場合は一度睡眠を見直してみることから始めてみて下さい。

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