肩や首の痛みが起こるメカニズムって?

肩や首の痛みが起こるメカニズムって?

こんにちは。

 

肩や首の痛みやコリ・違和感が気になることはありませんか。

普段お仕事や家事などをされていて、肩こりなどが気になることがあるかと思います。

そんな肩などのしんどさはなぜ起きてしまうかご存知でしょうか。

 

肩や首の痛みなどが起こるメカニズムを今回からご紹介いたします。

 

簡潔に言うと

肩や首のコリを感じる状態は「筋肉が血行不良になった状態」です。

 

〇筋緊張や運動不足が続くと、筋肉が血行不良に

筋肉の構造は数百から数千の細い繊維状の筋繊維の束が、筋膜という膜のものに包まれて出来ています。

筋膜は筋肉に血液を運ぶ血管や神経なども通っています。

グッと力を入れた筋肉は、筋繊維が一本一本が膨張した状態で、少しでも多くの酸素を取り込もうと膨らんでいます。

健康な部分の筋肉は収縮や弛緩を繰り返しますが、それに合わせて血管も収縮と拡張を繰り返しており、筋肉に十分な酸素を送り込めるようになっています。

筋肉は動脈から栄養素や酸素などを吸収し、静脈へと老廃物を排出します。

しかし筋肉が緊張し続けて力が入った状態や、運動不足によって筋肉に硬さが出てくると、筋肉は緊張しっぱなしになってしまい、緩まなくなってしまいます。

筋繊維も膨らんだまま、筋膜も膨張したままになり、筋膜内の血管が筋繊維に圧迫されることによって血行不良が起こるようになります。

 

〇血管内と血管外に溜まった老廃物がコリや痛みの原因に

筋肉の力は血中のブドウ糖というものをエネルギーに変換しています。

エネルギーの変換には酸素が必要となりますが、血行不良を起きるとブドウ糖の変換に使用する酸素が供給不足になり、不完全燃焼を起こしてしまい、一部が乳酸などの老廃物に置き換わってしまいます。

血行不良が起きた筋肉は、エネルギー不足もありますし、老廃物が溜まった状態で疲弊していくままになってしまいます。

「筋肉疲労」などが、身体のだるさや重たさなどになり、コリや痛みの初期症状となって身体に現れていきます。

筋肉の血行不良が長引いてしまうと血管に溜まった老廃物が血管外に溢れてしまい、筋肉周囲の神経などを刺激してしまうため、より刺激がコリなどをより強い痛みなどにしてしまうようになります。

 

〇痛みなどが血行不良の負のサイクルに

痛みを感じた時に反射的に身体に力を入れてしまうことはありませんか。

そういったように人間はコリを感じると、無意識に肩や首などに力が入るようになってしまいます。

一旦コリが発生するようになると、筋肉に力が入った状態が続くために血行不良がどんどん解消しづらくなってしまいます。

肩や首のコリや痛みが長引きやすいのは、負のサイクルにはまってしまうために長引くようになります。

 

〇今回のまとめ

肩や首のコリ・痛みを軽減させるには基本的には時間がかかります。

そもそもコリや痛みが発生した原因などを根本的に解決していかないといけませんし、今までの生活習慣を見直していく必要がどうしても出てきます。

それを少しでも早く改善させるために、当院では骨盤矯正や鍼などをおこなっています

血液循環の促進や筋肉の硬さをほぐすことによって、身体の調子を少しずつ整えていく方法となっています。

肩や首に何かしらの症状があって気になる場合はご相談下さい。

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