肩や首のコリは体型や骨格、くせなどが原因となる?

肩や首のコリは体型や骨格、くせなどが原因となる?

こんにちは。

 

肩や首コリや痛みを引き起こす原因の一つとして

「体型」「骨格の特徴」「普段の身体の使い方のクセ」などがあるのをご存知でしょうか。

 

肩こりなどが気になりやすい体型や、女性特有の原因などもあり、体型や骨格の歪みなどの原因がコリや痛みの原因になっていることも多くあります。

 

〇痩せている方の場合

女性で多く見られる「なで肩」という場合は、肩の関節が下の方に向かって傾斜がかかっています。

その為、肩を持ち上げるような動作時には余計な力が必要となってきます。

なで肩である多くの人は、肩周辺の筋肉が発達しにくいために肩にかかる負担などに耐えきることが出来ず肩のコリや痛みに繋がりやすいと考えられています。

 

〇肥満傾向の方の場合

痩せすぎなども肩こりの原因になることがありますが、太り過ぎも肩こりの原因になると言われています。

腕の重さはご存知ですか?

両腕で体重の約8分の1の重たさがあると言われています。

体重が100kgの場合は約12.5kgだということになります。

どれだけ筋肉量が多いとしても10kg以上もある腕を常にぶら下げられていると、肩や首周辺の筋肉はどんどん疲弊してコリや痛みなどに繋がります。

 

〇骨格の歪みが見られる場合

左右の腕の長さや左右の脚の長さがパッと見で大きく違うこと、骨格が左右どちらかに傾いて見えることは身体の片側の筋肉に余分に力を入れなければいけません。

そういった状態が続くと左右差が生まれて肩や首の筋肉が硬くなってコリや痛みなどになっていきます。

骨格の左右の歪みなどは、脊椎の歪みにも繋がるので注意が必要です。

普段から「かばんをいつも同じ側の腕や肩で持つ」といった様な身体の使い方の癖は、身体の片側のみに負担を大きくかけて肩こりなどを引き起こす原因となっていることも多くあります。

どういった身体の癖があるか見てみましょう。

▷いつも同じ側の腕が横向きで寝る時に枕になっている

▷脚を組んだらいつも同じ側の脚が上にくる

▷いつも同じ側の手で頬づえをついてしまう

▷いつも同じ側の手でカバンを持つ

▷床に置いた新聞などをあぐらをかいた状態で読む

▷椅子に浅く腰掛けて背もたれに寄りかかるようになる

▷電話をする際に受話器を顎と肩で挟んで会話する

▷車の運転時にハンドルにしがみつくようになる

▷枕の高さが合っていない

▷冷房などが効きすぎた部屋に長時間いる

▷5度以上の温度差がある部屋の行き来をよくする

▷ハイヒールを履くことが多い

▷靴底が減っている靴をよく履いている

▷いつも同じ側の奥歯などで食べ物を食べる

上記のなかで当てはまるものはなかったでしょうか。

意外と些細な行動が身体の歪みを引き起こす原因となっています。

 

〇更年期の方

女性は特に閉経前後に更年期というものが出てきます。

自律神経は血液の循環をコントロールしているので、更年期にさしかかってくる年代の女性は血液循環が悪くなりやすいです。

 

〇骨粗しょう症の方

更年期以降の女性は閉経によって女性ホルモンの分泌が減少していきます。

そういった影響により骨のカルシウム量が低下し、骨粗しょう症の原因となっていきます。

骨がもろくなっていくと、脊椎にある椎骨が身体の重みによって潰され脊椎が曲がっていく原因となり、これも肩や首のコリや痛みを引き起こすものとなりえます。

 

〇冷え性の方

人間は冷えを感じると、身体を温めようとして無意識に力が入る様になっています。

力を入れるということは、筋肉にも力を入れているということなので、肩や首のコリや痛みが気になるようになります。

 

〇まとめ

人間の身体は少しでも楽な動きをするように働くことが多く、それが一概にも身体にとって良い様に動いているわけではないということが分かります。

元々の骨格や体型など、一見肩や首にコリや痛みが出てしまっても仕方ないと思う原因もありますが、日ごろのストレッチや筋トレといった様な生活習慣を見直すことで身体が一気に楽になることもあります。

日々の生活のなかで骨格の歪みなどを招かないような生活を送るように心がけることが、肩や首のコリや痛みを起こさない第一歩だと言えますね。

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