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こんにちは。
ふとしたきっかけから「膝の内側の痛み」に悩まれている方は沢山います。
膝の内側の痛みには様々な原因などがあるので、今回はそういった膝の内側の痛みの原因についてです。
〇鵞足炎(がそくえん)
鵞足というのは、膝の内側にある「縫工筋」・「薄筋」・「半腱様筋」という3つの筋肉と脛骨をつないでいる部分のことを言います。
鵞足が炎症を起こしている状態を鵞足炎と言い、膝の屈伸などで摩擦が起きることによるストレスによって起こります。
膝の屈伸運動の多いスポーツなどで膝に負荷がかかり過ぎたことがキッカケとなりやすいです。
さらに鵞足炎は変形性膝関節症などを合併することも多いと言われています。
▷鵞足炎の症状
・膝の屈伸運動をした時に膝の内側が痛む
・ジャンプなどで着地した時に膝の内側が痛む
・膝の内側を押すと痛みがでる
・膝に腫れや熱感がみられる
・屈伸する時に引っ掛かりを感じる
▷鵞足炎になりやすい特徴
・準備運動や運動後のケアを怠る
・負荷のかかり過ぎる過度な運動
・身体の筋肉が硬く緊張している
・肥満傾向にある方
・O脚
・その他膝の疾患の診断がある方
▷鵞足炎の対策
鵞足炎は安静にすること、アイシング、リハビリなどをおこなうことや、鎮痛薬入りの湿布などで炎症を抑え、痛みの軽減や症状緩和を期待します。
特に痛みが出てき始めの急性期は、安静にして患部を冷やすことが大切です。
〇変形膝関節症
50代以上で歩き出しや立ち上がりの様な初動時に痛みがみられる場合は「変形性膝関節症」の可能性があります。
60歳以上男性では45%、女性では70%発症していると言われます。
軟骨のすり減りが少しずつ起こることで、関節内に炎症が起きることで発症します。
進行性であることから、放置し続けると膝の骨や関節が変形することがあり、歩行困難になり日常生活に支障をきたす恐れがあります。
膝の骨壊死を合併することもあり、突然激痛を伴うこともあります。
▷変形性膝関節症の症状
・膝の屈伸がし辛い
・階段の上り下りで膝が痛くなる
・初動時に膝が痛くなる
・正座で膝が辛い
・膝に水が溜まったり腫れている
▷変形性膝関節症になりやすい特徴
・50代以上
・女性
・O脚気味の方
・肥満傾向
・過去に膝のケガの履歴のある方
▷変形性膝関節症の対策
膝の変形などの状態が進行して酷い場合には、手術療法がおこなわれることがあります。
初期の症状の場合は、可能な範囲での運動やリハビリ、サポーターなどで対処することがあります。
〇内側半月板損傷
太ももの骨とすねの骨の間にある軟骨の一種を半月板と言います。
衝撃を吸収するクッション材の役割を持ち、膝の内側と外側にそれぞれあります。
内側の半月板を損傷することで膝の内側に痛みを感じることがあります。
▷内側半月板損傷の症状
・膝の屈伸時に引っかかる感覚がある
・歩いた時に痛みがある
・膝によく水が溜まる
・急に膝が固まる様なロッキング現象が起こる
〇膝の内側が痛くなりやすい人の特徴
▷O脚
O脚は股関節・膝関節・足関節までの関節の配置が乱れることから起こり、その状態でスポーツなどの負担がかかることでより膝の内側が痛くなりやすいです。
▷筋力不足
歩行や階段の昇り降りの際には膝周辺の筋肉を使います。
筋肉がしっかりとあることで膝関節を守ることにも繋がるので、適度な運動や筋トレをすることが大切です。
▷筋肉が硬い
筋肉に硬さがあるということは、筋肉が収縮しているということにもなります。
筋肉と骨を繋ぐ腱などへの負担が大きくなりやすく、膝の内側を痛めやすいと言われています。
〇自宅で出来る膝の痛み緩和
▷冷やすor温める
膝の内側が腫れている時や熱感を感じる場合は、氷嚢などで痛みのある部分をしっかりと冷やすことが大切です。
逆に、慢性化してしまった痛みなどは、冷やすことで痛みが増す場合があります。
しっかりと血液循環を促すためにも温めるようにしましょう。
▷湿布を貼る
腫れや熱感などの炎症が見られる場合は湿布もオススメです。
薬が配合されているものもありますので、状態によって使い分けましょう。
▷サポーター
一時的な膝の痛みや不安定感を抑えるのにサポーターは役立ちます。
スポーツなどで使用されるテーピングなども良いでしょう。
▷インソール
膝の内側の痛みの原因の一つとして、関節の配置不良などがあります。
インソールを敷くことで膝関節に掛かる負担を軽減させ、関節の捻れや重心を調整してあげることが出来ます。
〇まとめ
膝の内側の痛みは放置する時間が長いほど、気になった時に治療し始めても治りが悪遅くなります。
整骨院でも膝の痛みに対して、骨盤矯正で歪みや捻れを整えることや、鍼施術で筋肉の緊張や硬さを和らげることをやっています。
是非一度お悩みでしたらお問い合わせください。
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