マタニティの方は特に足のむくみが気になりがちです。

マタニティの方は特に足のむくみが気になりがちです。

妊婦さんに多い脚のむくみ

むくみは妊娠中にほとんどの妊婦さんが感じるトラブルの1つです。

特に妊娠後期に多いのです。

また、デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢をとりつづけることの多い

多くの女性がむくみに悩まされています。

 

むくみとは?

身体の皮下組織などに水分がたまって腫れる現象です。

基本的に痛みはないのですが

顔や手足がパンパンにむくんで指で押すと跡が残ります。

 

ただし、むくみがひどいときには妊娠高血圧症候群などの病気も疑われるので、

かかりつけの産婦人科医に相談してくださいね。

 

妊娠中にむくみやすい原因は?

むくみは、塩分のとり過ぎや運動不足が主な原因ですが、

妊娠中は赤ちゃんに届ける血液量が増えて体内の水分量が増えているので

妊娠前に比べてむくみやすい状態です。

 

妊娠中期のむくみ

安定期に入って健康な日々を送れていると、

ついつい家事や仕事などで動いてしまうことが多いと思います。

血液量が増加していく時期なので、体内が変化していることに気づかず

妊娠前と同じように体を動かしているとむくんでしまいます。

 

妊娠後期のむくみ

妊娠後期になると、お腹の中の赤ちゃんが大きくなって重みが増してきます。

そのため、お腹の周りの血管が圧迫され、足のむくみがより顕著に。

あまりにむくみがひどいときには

妊娠高血圧症候群のリスクもあるので、産婦人科医の診察を受けてくださいね!

妊娠中は赤ちゃんの分の血液や水分も体に抱えることになるので、

ある程度むくんでしまうのは仕方がありません。

 

妊婦さんのむくみ解消法

1. 足を高い位置にあげる

寝るときや休息をとるときに、少し高さが出るように

クッションなどを足の下に置いてみてください。

仰向けに寝た状態で、両手両足を天井に向かって上げ

パタパタと10秒くらい振ってから寝るようにするのも良いかもしれません。

 

2. 足を冷やさない

体が冷えると、血管が収縮して血液が循環しにくくなり

むくみが現れやすくなります。

特に下半身は、夏の冷房でもあっという間に冷えてしまうので

靴下やレッグウォーマーで脚を冷やさないようにしましょう!

 

3. マッサージをす

マッサージで足の血液循環をよくすると、むくみの解消につながります。

ただ、お腹が大きくなってくると、自分で足をマッサージするのは難しいものです。

イスに座ってゴルフボールなどを足の裏でコロコロするのも

マッサージ効果があります。

 

4. ウォーキングをする

脚を使うことは、滞りがちな血流の改善におすすめです。

ただし、無理することはだめです!

自分の体調をみながら、余裕をもって歩くことを心がけてくださいね。

ふくらはぎの「ポンプ機能」がしっかり働き、足のむくみやだるさを解消してくれます。

妊娠後期は運動不足になりがちなので、

短い時間でも毎日コツコツとウォーキングするのもいいかもしれません。

5. 塩分を控え、カリウムの多い果物を食べる

妊娠中は塩分を控えた食事をしましょう。

人間の体は、塩分に含まれるナトリウム濃度を一定に保とうとする機能があり

必要以上に塩分を摂取すると、濃度を薄めようとして水分を体に多く取り込んでしまい

むくみを引き起こしてしまいます。

食事中の塩分を摂りすぎないように気をつけるのはもちろんですが

余分なナトリウムを体外に排泄してくれるカリウムを多めに摂取するのも

むくみ解消には効果的です。

カリウムはアボカドや納豆、バナナやメロンなどの果物にも多く含まれています。

 

妊婦のむくみ対策は「無理をしない」ことです‼

積極的にむくみを解消するのも大切ですが、

無理をしないことが一番のむくみ対策になります。

疲れを感じたらこまめに休憩をとるなど

できるだけリラックスして日々を過ごしてくださいね。

妊娠中のむくみは、出産とともに自然に解消されるので、あまり心配しすぎないでくださいね。

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