足底の痛み

足底の痛み

こんにちは。

 

今回は足底の痛みについてまとめていきましょう。

 

 

朝起きて最初の一歩を踏み出した際に、カカトに近い足裏に痛みが来る。少し歩くとそのうちに痛みがマシになり、消えてくる。そんな症状を感じたことはありませんか? これは足底筋膜炎(足底腱膜炎)の典型的な初期症状の一つです。

足底筋膜炎は足の裏のカカト内側から指の付け根へと及ぶ、靭帯性の膜である足底腱膜に炎症が起こって痛みが生じる疾患のことです。

 

 

 

足底腱膜炎の大きな要因として、歩行や運動などによって足底に繰り返し負担がかかることが挙げられます。普段、歩いていてもカカトや土踏まずなどに知らず知らずのうちに負担がかかっています。立ちっぱなしの仕事や、走り回ることが多いスポーツを行うなど、強い圧力と刺激を与え続けることにより、足底への負担が蓄積し、足底筋膜炎になる可能性があると考えられます。

 

  • 激しい運動を急に行わない

特に運動不足の人が新たに運動を始める場合は、少しづつ運動強度を上げて身体を慣らしていくことが重要になります。

  • 体重の急激な増加を防ぐ

体重の増加は足底の負担の増加に繋がります。適切な体重維持が重要になります。

 

 

足底腱膜が付着するカカトの骨のあたりは最も痛みが生じやすく、まれに土踏まずのあたりにも痛みが現れる場合もあります。ただ、初期段階では歩行開始時に痛みがあっても、歩いているうちに自然と治まってくることが多いため、そのまま放置してしまう例もみられます。放っておくと痛みが慢性化したり、治りにくくなったりする場合もあるので注意が必要です。

 

【足底腱膜炎の症状チェックポイント】

  • 足の指を反らせて足の裏を伸ばしたときに、親指の付け根からカカトにかけての足底腱膜に張り感や痛みを感じる。
  • かかとや土踏まずを指で押したときに、ピンポイントで痛みを感じる場所がある。
  • 土踏まずのあたりに小さな腫れを感じる

 

 

 

 

足底腱膜炎を発症するメカニズムには、足底アーチと足底腱膜の関係が重要になります。

足には3つのアーチがあり、足底腱膜はこれらを覆うように張られています。

内側縦アーチカカトと親指の付け根を結ぶアーチです。(土踏まずの部分)

外側縦アーチカカトと小指の付け根を結ぶアーチです。

横アーチ5本の指の付け根を結ぶアーチです。

 

歩行時にこの3つのアーチがそれぞれ足にかかる衝撃を吸収し、筋肉や腱、靭帯などにかかる負荷を軽減するのですが、これらのアーチが崩れてしまうことで足底腱膜に負担がかかるようになってしまい、炎症となります。

 

 

 

足底腱膜炎の治療

1.足底腱膜にかかる負担を軽減する

足が地面に接するときの衝撃を吸収できるようなクッション性の高い靴を履くことや、肥満傾向の方は出来るだけ減量することをお勧めします。靴の中敷き(インソール)を敷いてみるのも良いでしょう。

2.足首や足、ふくらはぎの筋肉を柔軟にする

足首を柔軟にすることで歩行時や運動時に足底アーチを保ちやすくなり、足底筋膜への負担軽減に繋がります。

ふくらはぎの筋肉は足底筋膜へのつながりが深いのでふくらはぎのマッサージを行うのも良いでしょう。

 

 

足底腱膜炎は全身の姿勢バランスも重要な要素になります。

当院では、全身のバランスをチェックし、歪みの根本から改善する骨盤矯正施術を行っております。

お悩みの症状などがありましたら、一度ご連絡ください。

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