産後骨盤について

こんにちは松屋町鍼灸整骨院です。

 

今回は、産後骨盤についてお話します。

 

女性の骨盤は、妊娠中は「リラキシン」という

 

ホルモンの影響で骨盤の靭帯が緩むようになっています。

 

出産前と出産時に伸びた靭帯が元に戻るまでは、

 

およそ3か月かかると言われています。

 

普段の生活や授乳姿勢などによっては、

 

6か月以上もとに戻らないこともあります。

 

靭帯がゆるむと関節が動きやすくなり

 

体の支えが不安定になってしまいます。

 

不安定さを腰の筋肉で支えようとするため、

 

腰痛が起こりやすくなります。

 

靭帯がゆるんで開いた骨盤は、

 

ゆがみやすい状態になっています。

 

そのため、妊娠中にすでにゆがんでいる場合はもちろん、

 

骨盤が小さかったり赤ちゃんが大きかったりすることで、

 

出産時にゆがんでしまうことが多くあります。

 

骨盤が歪んでしまうと、周辺の筋肉に負担がかかり、

 

腰痛が起こりやすくなります

 

赤ちゃんを抱っこする、

 

授乳をするなど、

 

これまでにあまり使わなかった筋肉を

 

長時間使うようになると、

 

負担がかかって痛みが起こりやすくなります。

 

慣れない赤ちゃんの世話で肉体的・精神的にストレスを

 

抱えてしまうと自律神経が乱れてしまいます。

 

自律神経が乱れてしまうと、

 

体調を崩しやすくなったり、冷えの原因にもなりやすくなります。

 

また、むくみの原因にもなってしまいます。

 

しっかり、産後のケアをすることで腰痛や冷え、

 

むくみを改善することができます。