立ち仕事でふくらはぎがパンパン!?

立ち仕事でふくらはぎがパンパン!?

こんにちは。

 

毎日長時間立ったまま仕事しているという方は沢山いらっしゃるかと思います。

サービス業や製造業のような何時間も立ち仕事をしなければならないというような方は、立った状態が続くことによって身体に不調が出てきたり、体調を崩してしまうこともあります。

同じように立ち仕事で元気な人もいれば、体調を崩してしまう人もいるのは何が違うのでしょうか。

 

〇立ち仕事は体のどこが疲れる?

▷足

長時間立つような仕事だとやはり足の疲れが気になってきます。

同じ姿勢で立ち続けると足に負担がかかりやすいだけでなく、足元からの血流が悪くなり足のだるさや時には痛みなどを感じやすくなります。

さらに足は体の中でも大きい筋肉が多い為、足の疲労から全身の不調などを招くこともあります。

 

▷腰

腰は体の中心に近い部分にあり、姿勢を正しく保つ働きを持っています。

しかし、立ち仕事によって長時間上半身を支えたり、姿勢を支えたりすると背骨(脊椎)部分に負担がかかり腰が痛くなることや姿勢の崩れが目立つことがあります。

腰痛自体は一度気になり始めるとなかなか改善が見られにくいことが多々あります。

 

▷首

首は頭を支えている部分になります。

成人の頭の重たさは体重の約10%前後だと言われています。

(体重50㎏の場合、頭の重さは約5㎏)

立ちながらも下を向きながら仕事をするような場合は、頭を支えている首に多くの負担がかかります。

首への負担は痛みや痺れ、肩こりなどの不調を招きます。

 

〇足はなぜそんなに疲れるのか

▷立っている床の状態

実は作業している床の状態によっても足は疲れます。

特に疲れるのは、床がコンクリートやタイルのような硬い素材でできている場所は、クッション性が無く足に負担がかかりやすく疲れが溜まりやすい傾向にあります。

では逆にクッション性があるような床だと楽なのかと言えばそうではありません。

木材やカーペットのような床はクッション性に優れますが、柔らかすぎるので身体が上手く安定しづらいというデメリットもあります。

ベストは柔らかすぎず、硬すぎずな床が良いでしょう。

 

▷靴の問題

パンプスやヒールなどを仕事上必ず履かなくてはいけないという方もいるかとは思いますが、靴の底が硬い靴・薄い靴は床の問題の部分を大きく影響され疲れを感じやすくなります。

インソールを敷いたり、底が柔らかい靴を選ぶことで足への衝撃を少なくし、疲労感を感じにくくすることが出来ます。

仕事上で仕方ないという方は通勤時のみ違う靴に履き替えるのも良い策です。

 

▷血液循環の悪さ

「第二の心臓」とふくらはぎは呼ばれています。

筋肉が収縮したり緩んだりすることでポンプのように働き、全身に血液を循環させています。

長時間同じ姿勢で立っているということは、重力に従って下半身に疲労物質や血液が溜まりやすくなってしまう為、血液循環に影響を与えてしまいます。

巡りが悪い状態だと足の疲労感の他、むくみなどにも繋がることが多くあります。

 

〇どうすれば疲れ感が軽減されるのか

▷靴に目を向ける

作業靴を好きなものに変更することが出来るのであれば、自身に合ったものを選びましょう。

自分の足にピッタリと合った靴や、クッション性に優れている靴を選ぶことで疲労感を軽減させることが出来ます。

~靴を選ぶポイント~

・通気性が良く蒸れにくい

・クッション性が高く床の硬さなどの影響を受けづらい

・靴底が分厚く、グリップが効いていて滑りにくい

靴の専門店でしっかりとサイズを図ってもらうのも良いでしょう。

 

▷インソールをこだわる

インソールを活用すると、床の硬さを感じにくくなります。

場所自体の床を変更することは難しいですが、インソールは自由に変更することが出来ます。

靴が指定のもので変えれない場合もインソールであれば変えやすいというのもあります。

~インソールを選ぶポイント~

・靴の中での動揺性が少ない(ズレづらい)

・足の裏のアーチのサポートがあり、自身の足裏にフィットする

・クッション性が高く衝撃吸収性に優れ床の硬さを感じにくい

注意点としては、インソールを入れると靴のサイズ感などが変わることがあるので組み合わせやサイズ感に注意して選ぶようにしましょう。

 

▷姿勢良く立つ

長時間同じ姿勢で立つ・座ることはどれだけ姿勢が良い人でも疲れは溜まりやすくなります。

しかし、姿勢が悪いとより疲労感が多く溜まりやすいのでできるだけ良い姿勢を心がけることが大切です。

壁を背にして立った状態で

「耳」→「肩の先」→「股関節」→「外くるぶし」が一直線に並んでいる状態が良いとされます。

筋肉に負担がかかりにくく、スタイル良く見える姿勢となっています。

スタイル良く見えると接客業などの場合は見栄えが良くなるというメリットもあります。

 

〇疲労感が溜まりやすい人と溜まりにくい人

基本的には、しっかりと身体を支えるだけの筋肉がついていて、体幹が強い人は疲労感を感じにくい傾向にあります。

足の筋肉や体の背の筋肉がきちんと鍛えられている方や、インナーマッスルがしっかりとついている人は姿勢を綺麗に保ちやすく下半身がしっかりと支えの役割をこなしてくれます。

インナーマッスルをしっかりつけていると体幹が安定し立った状態でのバランスがとりやすくなります。

疲労感が毎日毎日溜まる方とそうでない方はそういった筋肉や体幹などによる違いが目立つちやすいです。

 

〇まとめ

立ち仕事による疲労感を少なくするには、特に足周辺の状態を良くしておくことが大切です。

当院では、姿勢改善や骨盤の歪みを改善させていく骨盤矯正や、良い姿勢をキープするうえで大切になるインナーマッスルを鍛えるEMSの施術をおこなっております。

足周辺の筋肉だけでなく身体全体の筋肉の緊張を緩和させていく方法となりますので、疲れにくい身体作りや回復しやすい身体作りをすることが出来ます。

毎日の仕事で疲れていくだけだと、急に体調を崩したりなどの原因となります。

根本的に骨盤やインナーを見直して良い状態の身体作りをしませんか。

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