肩甲骨の内側はなぜ痛くなるのか

肩甲骨の内側はなぜ痛くなるのか

こんにちは。

 

背中や、肩甲骨の内側にしんどさやだるさ、痛みを感じたことはありませんか。

当院に来ていただいている患者様のなかでも、肩甲骨や背中のしんどさをよくお伺いします。

背部がしんどくなってしまう原因は様々ですが、主に3つの要素が挙げられます。

①筋肉の緊張や不良な姿勢による痛み

②神経の圧迫や障害によって起こる痛み

③関節や腱の損傷によって起こる痛み

3つの原因をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

①筋肉の緊張や不良な姿勢による痛み

筋肉が長時間緊張することや、姿勢が悪いことによって起こる肩甲骨周辺の痛みは、事務作業や長時間座りっぱなしで仕事をする方によくみられます。

不良な姿勢や、筋肉の緊張によって肩甲骨周辺の筋肉や関節に大きな負担をかけ、炎症がおきてしまうことがある為、痛みへとつながります。

こういった場合は肩こりや首、背中の痛みや張りといった症状になることが多く、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなることで、腕や首の可動域が制限されて動きが悪くなることもあります。

 

②神経の圧迫や障害によって起こる痛み

頚椎ヘルニアや五十肩などの病態である場合は、神経の圧迫や障害などによって肩甲骨の内側に痛みを感じることがあります。

肩甲骨の内側の痛みだけで治まれば良いですが、腕のシビレや力の入りにくさなどを感じることも多く、場合によっては頭痛やめまいといった症状を伴うこともあります。

 

③関節や腱の損傷によって起こる痛み

肩関節の炎症、五十肩、腱の炎症といった、関節周辺の組織の損傷によって肩甲骨の内側の痛みを感じることがあります。

長時間同じ姿勢や悪い姿勢によってのデスクワークや、筋肉の緊張や疲労が休息をとっても抜けきらないことにあります。

肩甲骨周囲の筋肉の緊張や神経圧迫なども、痛みを引き起こす原因となります。

 

〇日常的な予防には

日常的に肩甲骨周辺の痛みを引き起こさない様に行動することが大切です。

▷正しい姿勢の意識

正しい姿勢で過ごすことは、肩背部や首の痛みでお悩みの方にかなり効果があります。

悪い姿勢でいることは、筋肉や関節への負担を増幅させて痛みなどを引き起こしやすくしていきます。

正しい姿勢とは何かご存知ですか。

壁を後ろにして、後頭部と踵を壁に付けた状態で立った時に、「耳」-「肩の先」-「股関節」-「外くるぶし」が一直線上に並んだ状態のことを正しい姿勢と言います。

こういった姿勢を意識することで、筋肉や関節への負担が軽減され痛みの緩和に繋がります。

最初はなかなか正しい姿勢でい続けることが難しいですが、少しずつ意識出来る時間を増やしていくことによって正しい姿勢をキープできるように少しずつなります。

 

▷ストレスや疲労の軽減

ストレスを感じる原因は、仕事や生活習慣、日頃の姿勢など様々なものが原因となります。

適度な休憩時間、運動習慣を作る、バランスのとれた食事、睡眠時間を十分に確保することが大切であり、これらのことを意識するだけで自律神経も整いやすくなるため、痛みを軽減させるにも大変効果的です。

 

〇まとめ

肩甲骨の周辺や内側の痛みを改善させるには、背部や腕、首の筋肉に緊張や炎症といったような悪影響を与える、不良な姿勢生活習慣改善が必要です。

ご自身でセルフケアをおこなうことができれば一番解決への近道といえますが、なかなか自身でおこなうことが難しい場合は鍼灸整骨院などにいってみることもオススメです。

肩背部の筋肉をほぐしてもらうことや、ストレッチなどの方法を知ることもできるので、痛みの度合いが強くなりすぎる前にそういった手段も試してみて下さい。

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