交通事故治療は、当院でも受けれます。

むち打ち症の原因

急激な加速、減速により頸部がムチのようにしなることで受傷します。

交通事故やコンタクトスポーツなどで生じることが多くて、

 

一般的に損傷が軟部組織にとどまり、

 

頚椎や脊髄・神経の損傷を伴わない状態のことを言います。

1960年前後の急激な自動車普及に伴う交通事故の増加により注目されていました。

「むち打ち症」という呼称に難治のイメージがあり過剰な不安を抱くため、

 

近年では頚椎捻挫や外傷性頸部症候群と呼ばれることが多くなってきました。

 

症状

むちうちの症状は、受傷の翌日になって強い頸部痛や頭痛を自覚することが多いです。

頚椎の可動性の低下・上肢のしびれ感・後頭部痛・悪心・めまい・耳鳴り・目のかすみなどがみられます。

 

むち打ちの種類

① 頚椎捻挫型

頚椎捻挫は、「外傷性頸部症候群」とも言われます。

外から頚椎に大きな力が加わることによって、関節周辺の組織や靭帯などが損傷した状態です。

首を動かすと、肩や首にだるさが出てきます。

熱感、痺れもたまにみられます。

 

② 神経根損傷

神経根とは、脊髄から直接出ている神経のことをいいます。

いろんな神経が集まっているので圧迫などによって損傷すると、肩が首、背中、腕などに痛みやしびれを感じます。

症状は、損傷を受けた直後よりも時間の経過と共に強くなったりします。

痛みやしびれだけではなく、腕の筋力や握力が低下することもあります。

 

③ 自律神経症状型

背骨の中には、自律神経も通っています。

頚椎に衝撃が強いと自律神経にもダメージを受けてしまいます。

自律神経が乱れてしまうと以下のような症状がでてきてしまいます。


・耳鳴り・ めまい・ 倦怠感・ 眼精疲労・ 食欲不振・ 頭痛・ 肩こり・ イライラ

このような場合は、頚椎捻挫が原因の「バレ・リュー症候群」と言われる場合もあります。

バレ・リュー症候群とは、痛みに加えて、耳鳴り、めまいなどの様々な症状が現れることをいいます。

 

むち打ちの症状は、目に見えないからこそ完全に治ったのかもわかりにくいです。

天気の変わり目などで症状が出てきたりしてしまいます。

むち打ちも適切な治療をする事によって、良い状態に改善されます。

痛みがあっても諦めずに、当院に一度相談してくださいね。