眠たいのに眠れない!そんなときは…

眠たいのに眠れない!そんなときは…

こんにちは。

 

寝床に入ってから数時間眠れずにスマホを触ってしまいなかなか寝付けない。

「眠たいのに眠れない」そういったことは意外とたくさんいらっしゃいます。

 

しかしなぜ眠いのに眠れないことになってしまうのか。

原因には個人差がありますが、少しでもここで原因を見つけることができればと思います。

 

〇それって不眠?

日本人の5人に1人が大切な睡眠で問題を抱えていると言われています。

不眠には4つの種類があるのはご存知でしょうか。

入眠障害 寝床に入ってもなかなか眠ることが出来ず、眠りにつくまで数時間かかる
中途覚醒 眠ったとしても、夜中に2回以上目が覚めてしまう
熟眠障害 起床時にスッキリとした寝た感覚がなく疲れている
早期覚醒 起床時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまう

 

睡眠問題が週2回や1か月以上続くことが「不眠症」といいます。

決して眠れないことだけではありません。

不眠症が目立ってくると睡眠以外に昼間の活動時間にも影響を与えてきます。

 

〇不眠症時の日中の影響

  • 昼間に強い眠気を感じる
  • 疲れやすい
  • 集中力や注意力、記憶力などが低下
  • イライラしやすい
  • 頭痛
  • 眼精疲労
  • やる気などの気力低下

 

上記のような症状が見られ始めると仕事でのミスが目立つことがあります。

そのほか、不眠症状による精神の健康状態も悪くなる傾向にあります。

 

〇眠れない原因とは

ストレス

ストレスが過剰になると睡眠の妨げとなります。

寝床に入ってから思い悩んでしまうタイプの方や神経質で真面目な性格の方はストレスを強く感じやすく、そういった影響で不眠症状へと繋がっていく場合があります。

ストレスを溜め込みやすいという自覚がある方は、より気を付けるようにしましょう。

 

喫煙やカフェインなどの摂取

タバコに含まれるニコチンや、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには覚醒作用があります。

寝る前に摂ってしまうと眠りにくくなってしまう原因となります。

さらにカフェインは利尿作用がある為、夜間にトイレに行きたくなるため目が覚めてしまうことがあります。

そうなると睡眠の質が低下する要因となります。

寝れないからお酒を飲むという行為もあまりお勧めできません。

アルコールに関しても利尿作用があり、慣れが生じるとアルコール量が増えがちになるためです。

 

就寝前に食事・過度な運動・熱いお風呂への入浴

食事を就寝直前に摂ってしまうと消化活動が盛んになってしまい、睡眠の質が低下しやすくなります。

一般的に軽い運動や入浴は眠る為に良いとされています。

しかし激しい強度の高い運動や、お湯の温度が高い入浴は逆に交感神経を刺激するため眠りにくくする原因となることがあります。

 

明るい部屋や音の刺激

電気を付けっぱなしや外からの光が入ってきやすい環境での就寝は、睡眠の質を下げやすい傾向にあります。

マンションなどでの騒音なども同様です。

神経質な方は特に睡眠環境に気を配りましょう。

 

何らかの疾患

何らかの疾患によって不眠の症状が気になる場合があります。

呼吸器系であれば喘息などの激しい咳

腎臓や前立腺に何らかの異常があった場合は頻尿

関節リウマチや糖尿病によって身体が痛む

アレルギー症状による痒みや痛み

主に上記のようなものがありますが、適切な治療によって改善がみられることもあります。

 

就寝環境

気温や湿度によって心地よい環境でない時は不眠に繋がります。

環境が整っているが眠れないという場合は、寝具を見直す必要があります。

 

〇眠れない時の対処

原因を取り除けることが一番の近道になりますが、基本的には副交感神経を優位にさせることで眠りやすくなります。

ですのでなるべくリラックスできるような環境づくりを心がけましょう。

ハーブティーやアロマなどリラックスできるようなことをしてから寝床につくことや、呼吸をゆっくりとすることを意識することで副交感神経を刺激することが出来ます。

さらに軽くストレッチをすると緊張状態の筋肉が柔らかくなり、睡眠の質も上がりやすくなります

寝る準備が整ってからのスマホやテレビは睡眠の質を下げやすくします。

ブルーライトという可視光線はエネルギーが強く、覚醒効果が強くなっています。

 

上記の様なことを試しても眠れない!という場合は、日ごろの生活習慣から見直してみましょう。

起床時に朝日などの太陽光を浴びることで体内時計を整える効果があります。

体内時計を整えると睡眠サイクルが作りやすくなります。

 

眠れないそんな時は一度寝床から出てみましょう。

眠れないと思いながら布団中にいると脳が「眠る場所ではない」と錯覚してしまうことがあります。

明日の用事や仕事に支障が出るなど不安感が高まる原因ともなります。

そんな時は一度布団から出て部屋の掃除やストレッチなどをしてみましょう。

気が紛れるとそのあとスッと眠れることもあります。

 

※対策を取っているがあまりにも眠れないという場合は医師に相談しましょう。

長引く不眠は心の状態も悪くします。

 

〇まとめ

疲れているのに眠れないという時は様々な要因が重なって自律神経を乱している可能性があります。

対処法+αでなにかしたいなという時は、鍼灸に頼ってみるのも一つの手です。

鍼灸治療には自律神経を整える効果があります。

ツボを刺激したり、筋肉を刺激することで眠りやすくしていく効果があります。

生活習慣や環境を見直すことも必要ですが、身体にしんどさが出ている場合は選択肢の1つにもなります。

鍼灸治療による不眠症対策にご興味がある方はご相談ください。

 

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