自律神経

自律神経

こんにちは。

 

最近、「なんとなく気分が沈む」「何をするにも億劫に感じる」「ついイライラして怒りっぽくなる」など、心の不調を感じる場面が増えたと思うことはありませんか。

そういった感情の起伏と共に、めまい、頭痛、肩こり、不眠などの他の症状を伴うこともあると思います。

しかし、いざ病院へ行ってみてもこれらの症状はハッキリとした原因が見つかりにくく「疲れ」として一括りにされてしまいがちです。

ここで重要になってくるのが、「疲れの種類」です。

趣味のスポーツなどで思い切り体を動かした後に感じる疲労感は、体にとってプラスになる疲れといえます。

一方で、仕事や人間関係による強いストレスを受けると、たとえ肉体を酷使していなくても体がずっしりと重くなるような酷い疲れを感じることがあります。

問題になるのはこういった「不快な症状を伴う疲れ」です。

そして、この疲れのカギとなるのが「自律神経の乱れ」です。

 

そもそも自律神経とは、自分の意思ではコントロールできないものです

心臓を動かして血液を全身へと送る、呼吸をする、食べ物を消化し栄養素を吸収する、暑いときに汗を出し、寒いときに体を震わせて体温調節をするなど・・・。

これらはすべて、自律神経の働きによって制御されているものです。

自律神経は起きているときも、眠っているときも私たちの意思に関係なく、体の機能を維持するために24時間休むことなく働き続けているのです。

 

ではこの自律神経の乱れによって引き起こされる具体的な症状をみていきましょう。

自律神経の乱れでは、精神的ダメージ・肉体的ダメージの二つが大きく身体に影響を及ぼします。

〇精神的な不調

・不安

・やる気が出ない

・不眠

・イライラする

・集中力の低下

・情緒不安定

 

〇肉体的な不調

・頭痛

・動悸

・息切れ

・めまい

・肩こり

・便秘

・疲れやすい

・冷え

・倦怠感

・息苦しさ

・手足のしびれ

 

では次に自律神経を整えるのに効果的な3つのアプローチ法をお伝えします。

 

①正しい生活習慣

規則正しい生活やバランスのとれた食生活を心掛けていれば、自律神経は整ってきます。

まずは、早起きして朝ごはんを食べることから始めましょう。

夜更かしや過度の飲酒、喫煙はNGです。

 

②適度な運動

ウォーキングやストレッチなど、深呼吸をしながらでもできるような軽い運動が効果的です。

ランニングなどの激しい運動は、逆に交感神経(自律神経の一部)を高めすぎてしまう可能性があるので要注意です。

 

③メンタルケア

強いストレスは交感神経を急激に高めてしまい、全体のバランスも乱してしまいます。

しかし、ストレスの無い生活は残念ながら難しいので、上手な付き合い方を見つけて少しずつで良いのでストレスを減らしていけるようにしましょう。

 

いずれも私たちが健康を守るうえで欠かすことのできない基本です。

これらを見直すことが、自律神経を整えることへとつながっていくのです。

 

それでは最後に自分の自律神経の状態をチェックしてみましょう。

□すぐ疲れる

□やる気が出ない

□風邪をひく回数が多い

□むくみが気になる

□頭痛がある

□いつも不安

□気が散漫になりやすい

□理由もなくイライラしやすい

□手足が冷たい

□肩が凝っている

□緊張しやすく、ストレスを受けやすい

□腰痛がある

□いくら寝ても、疲れがとれない

□思考力、決断力が低下した気がする

□お腹の調子が悪く、便秘か下痢の状態がある

□肌は乾燥気味、髪はパサパサしている

 

いかがだったでしょうか。

一つでも当てはまればすでに自律神経が乱れている可能性があります。

また、チェックした数が多ければ多いほど自律神経の乱れ具合が大きい可能性が高いです。

 

自律神経が整えば、血流もよくなって脳の働きも向上します。

物事を冷静に判断し、自然とストレスや心配事を前向きに転換することができます。

当院では血流改善の治療も行っております。

 

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