体脂肪の役割と種類

体脂肪の役割と種類

こんにちは。

 

今回は体脂肪についてまとめていきたいと思います。

 

体脂肪と聞くとマイナスなイメージが先行してくると思いますが、体脂肪にも大事な役割があります。

  • 栄養を蓄える貯蔵庫の役割
  • 体温を一定に守る保温効果
  • 圧力や衝撃から身体を守る衝撃吸収の役割

これらは生きていくのに無くてはならない大事なものですが、その一方で身体によくない面があるのも事実です。

 

 

筋肉や内臓が必要としている以上の栄養を摂ると、体脂肪はどんどん蓄積していきます。筋肉や内臓は栄養をとったとしても、どんどん大きくなることはなく、体脂肪ばかり増えていきます。それは、体脂肪を構成する脂肪細胞が限度無く膨らみ、分裂するという性質を持っているからです。脂肪細胞は栄養を取り込むと膨らみ、大きくなると分裂します。こうした性質から脂肪細胞はいくらでも増えることが出来ます。

 

体脂肪には大きく分けて2種類あります。全身の皮下につく皮下脂肪と内臓の周りにつく内臓脂肪です。

皮下脂肪・・・身体全体を覆うようにつく脂肪 身体全体が太って見えたりぽっちゃりしていたりするのは、この皮下脂肪が原因です。

内臓脂肪・・・身体の奥深くにつくのが内臓脂肪で、内臓の位置を固定する役割がありますが、増えすぎると内臓の集中するお腹がポッコリと出てきます。

 

食事をとりすぎると肥満になりますが、皮下脂肪や内臓脂肪のどちらが増えるかは人によって違います。

皮下脂肪の多い人は「皮下脂肪型」  内臓脂肪の多いひとは「内臓脂肪型」というように区別できます。

 

簡易的な判別方法を紹介しましょう。

ウエスト÷ヒップが男性0.95以上、女性0.8以上→→→内臓脂肪型肥満

上記未満→→→皮下脂肪型肥満

 

内臓脂肪と皮下脂肪で、増えすぎると問題になるのは内臓脂肪のほうです。内臓脂肪は皮下脂肪より活性度が高く、脂肪細胞からさまざまな物質を分泌して身体に影響を与えるためです。この内臓脂肪型の肥満は男性に多い傾向がみられます。男性は内臓脂肪によりお腹がぽっこりと出ている人が多いのに対して、女性は皮下脂肪が多いため、全身がふっくらとしている人が多いでしょう。男性は特別、肥満に注意が必要ということです。

 

 

皮下脂肪は二の腕やお腹、お尻、太ももなどにつきやすいのが分かるかと思いますが、要するに普段あまり動かさない柔らかい部分に脂肪がたまってしまいます。 一方、内臓脂肪は外からはわかりにくく、お腹がポッコリと出てくるのが一つの合図です。

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、落ちやすいという性質があります。内臓脂肪は活性度が高いため、こまめにエネルギーを貯めたり、放出したりという活動を繰り返しています。このことを分かりやすく例えると、

内臓脂肪はつきやすく、落としやすいことから【普通預金】

皮下脂肪はつきにくく、落としにくいことから、あまり出し入れができないので【定期預金】に例えられます。

 

 

脂肪の預金は増えすぎると体調などに悪影響を及ぼすので、自分の身長や体格に合った適度な脂肪量を知って、コントロールできるようにしていきましょう。

 

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