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こんにちは。
今回は猫背についてまとめていきましょう。
結論から言うと、猫背の原因は骨盤です。
骨盤が原因で猫背をはじめとした、多くの身体の変化が引き起こります。
まずは背骨について構造を知っていきましょう。
背骨の構成は頚椎(首の骨):7個 (胸椎)胸の骨:12個 腰の骨:5個 仙骨:1個 尾骨:1個で横から背骨を見るとS字状に緩やかな曲線を描いています。
背骨は、体重の10%程の重量のある頭を支えなければなりません。背骨がS字状にカーブしているのは、この頭の重さを分散して無理なく支えたり、歩行や走行時などの背骨にかかる衝撃を吸収するためです。
背骨のS字カーブは腰の部分で前に少し反っています。(前弯) 胸椎は腰とは逆に後ろに湾曲(後弯)しています。首の頚椎は腰椎と同じように前に湾曲しています。 これら全体のカーブがS字状になっているわけです。この背骨に繋がって支えているのが骨盤です。
骨盤は「骨盤」という名前の骨があるわけではなく、仙骨、尾骨、左右の寛骨(腸骨、坐骨、恥骨の総称)が組み合わさって構成されています。仙骨と尾骨は、背骨(脊柱)のうちの腰椎につながる部分で、骨盤の下部は股関節を介して、太ももの骨である大腿骨につながってきます。
骨盤は身体の中心に位置し、上半身と下半身のバランスを保ったり、内臓を支えたりするため、多くの筋肉がついています。それらの筋肉がバランスを保つことで骨盤の位置をキープしています。身体の前側には太ももの前面にある大きい筋肉である、大腿四頭筋や上半身と下半身を繋ぐ重要な筋肉である腸腰筋などの筋肉があります。後ろ側にはお尻の大殿筋や太もも裏のハムストリングスなどがあります。
重要なのは、身体の前側と後ろ側の筋肉が、バランスをとることによって、骨盤は真っ直ぐ立つことが出来ているという点です。
猫背の原因は骨盤です。
骨盤をまっすぐ立てるためには、身体の前側と後ろ側の筋肉が、バランスをとっていることが重要になります。何らかの原因でこのバランスが崩れ、背骨に影響し、猫背に至ってしまうわけです。
例えば、
骨盤の前側にある大腿四頭筋や腸腰筋がこわばって縮むと、骨盤が前に倒れます。
一方、骨盤の後ろ側の筋肉である大殿筋や太もも裏のハムストリングスなどがこわばって縮むと、骨盤は後ろに倒れます。
骨盤が前に傾いたり、後ろに傾いたりしていると歪みがうまれ、上半身がバランスを取ろうとして猫背になってしまうわけです。 骨盤は上半身を乗せる土台となるので、真っ直ぐ立っていなければなりません。
中には、骨盤の前傾、後傾をストレッチで整えるだけで猫背が治る人もいるので、時間を作ってストレッチを行いましょう。ストレッチの方法は「猫背対策ストレッチ」という投稿にまとめますので、そちらをご覧ください。
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