デスクワーク中の座り姿勢

デスクワーク中の座り姿勢

こんにちは。

 

今回は座り姿勢についてまとめていきましょう。

 

本来のデスクワーク中の正しい姿勢は下記のようなものです。

  • 深く座り背筋を伸ばす
  • 顎を引く
  • 骨盤を立てて坐骨を座面に当てる
  • 足裏は地面にぴったりとつく高さ
  • 膝は約90°曲げる

※イスに座って、身体を揺らしたときに座面に当たる骨が「坐骨」です。

立ち姿勢と座り姿勢、いずれも背骨のS字カーブや筋肉で重たい頭を支えています。しかし、座った時には骨盤だけでは重心が後ろ過ぎて不安定なので、前方の両足で身体のバランスを支えることも重要です。

 

 

 

歩いていたり、動いていると気にならないが、長時間座っていると腰が痛くなってくるという経験はありませんでしょうか?

原因としては腰部以外の機能の異常があり、以下のようなものも原因として考えられます。

  • 太ももの後側の筋肉が硬い
  • 太もも内側の筋力低下
  • 腹筋が弱っていて座ると骨盤が後ろに倒れる
  • 股関節が硬くなっている

この状態では、その姿勢でいるだけで腰に大きな負担が加わってしまいます。とくに男性に多く見られる座り方ですが、イスにだらんと腰掛けて、骨盤が後ろに傾く姿勢を続けてしまうと骨盤が後ろに傾いた状態を身体が覚えてしまいます。

座った状態では立った状態の約1.4倍の負荷が腰に掛かると言われており、腰痛や反り腰を引き起こしやすくなります。にもかかわらず、上記のような姿勢を続けると腰への負担はさらに大きなものになるでしょう。

 

 

 

さらに、頭や両腕を支えている肩甲骨まわりの筋肉が緊張し、血流が滞ることが肩こりの原因です。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、肩甲骨まわりの筋肉が緊張します。

姿勢が崩れて、顎や顔が前に出ている、背中が丸まっているなどの状態になると筋肉の緊張が強くなり、血行が悪くなってしまうなど結果的に肩こりが生じやすくなります。デスクワーク作業中に肩が上がっている、キーボードの位置が高く両腕を持ち上げないとPC操作ができないなど、身体の位置と机やイスの高さが合っていない場合も注意が必要です。無意識に肩が上がり、力が入って、筋肉の緊張や血流の滞りが起こってしまいます。

上記の正しい姿勢をとり、肩に力が入らない状態をつくって肩こりの予防をしていきましょう。

 

 

 

綺麗な座り姿勢では、背中を伸ばさず、骨盤を立てることを意識しましょう。

重心をまっすぐに保つためには、どこを改善したら良いのでしょうか。重要となるのは骨盤です。骨盤を立てて座り、背骨が自然なS字カーブになるようにしましょう。

最近ではイスの座面の上に置いて座る、骨盤矯正クッションなどの商品も販売されています。どうしても良い姿勢をとれない、という方は市販商品を使ってみても良いかも知れません。

 

そもそもの身体に歪みがある、歪みが気になっている、悩んでいるという方は一度当院までご連絡ください。骨盤矯正や鍼の施術で全身のバランスを整えて、長時間良い姿勢で座っていられる身体を目指します。

 

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