好転反応はなぜ起こる?

好転反応はなぜ起こる?

こんにちは。

 

身体がしんどい!辛い!というので、鍼灸整骨院で施術を受けることがあるかと思います。

そういった施術を受けた後に、一時的に痛み、吐き気、頭痛という様な症状が出ることがありますがそれを「好転反応」と呼びます。

筋肉や神経などが施術によって弛緩し、血流が一気に流れることで老廃物が排出されることで起こります。

発熱や下痢という様な症状がでることがあり、続くと不安になることもありますが、好転反応は身体が回復していく過程の一種だともとらえることが出来ます。

好転反応は悪い反応ではありませんが、感じると気分が良いものではないことが多いので、なるべくそういった反応が出ないようにするポイントを押さえましょう。

 

〇なぜ好転反応が起きる?

ほぐしや鍼施術を受けたことによって、身体の筋肉がほぐれて良い状態になろうと変化する過程で一時的に痛みや吐き気などの症状を感じることがありますがこれは、なぜ起こるのでしょうか。

施術の強度や調整によって、血流が促進され老廃物が排出されることによって生じやすくなります。

 

好転反応には4つほど種類があります。

弛緩反応」・「回復反応」・「排泄反応」・「過敏反応」です。

例えば、肩こりの酷い場所の筋肉をほぐしなどでしっかりと緩めた後に、だるさが強くでるのは、「弛緩反応」と「回復反応」に多いと言われています。

 

不快な症状ですが、身体が良い方向に変化しようとする過程で起こる反応ですので、不安になり過ぎず、状態を見守りながら身体のケアを継続していきましょう。

 

〇揉み返しとは何が違う?

好転反応は「身体が良い方向に変化する過程で起こる反応」ですが、揉み返しとはどういった差があるのでしょうか。

揉み返しとは、強い刺激を受け続けてしまったことで、筋肉や組織に炎症が起きた状態のことを言います。

痛みやしんどさが三日以上不自然に続く場合などは、揉み返しである場合が考えられるので、炎症を抑えるためにしんどい患部を冷やすことがオススメです。

 

〇好転反応の主な症状とは

▷自律神経系

施術を受けた直後に頭痛やめまい、数時間後から下痢が生じることがあります。

施術によって全身の循環が良くなり老廃物が排出される過程で、一時的に身体に不調が出る反応がでることがあります。

水分補給、安静、身体を温めるなどといった対処が必要で、特に普段からの疲労が溜まっている方はこういった反応が強くでる傾向にあります。

▷消化器系

施術によって内臓や自律神経系に影響が出た場合は、吐き気や下痢といった様な症状が現れることがあります。

血流が促進されることで胃腸が一時的に過敏に反応してしまうことで症状が現れます。

自律神経系の場合と同じ様に、水分補給や食事を優しいものにするといった対処が大切です。

 

〇好転反応が起きやすい人とは

好転反応は受ける時期や体質によって左右されることが多く、好転反応が強く出るという方もいれば、全く好転反応が出ないという方もいます。

初めて施術を受けた後に、肌に吹き出物や蕁麻疹が生じる場合もあります。

生活習慣が普段から乱れている方、疲労が溜まっている方、自律神経が乱れて過敏になっている方などは症状が強く出ることがあります。

強い症状を出さないためには、施術前後にしっかりと身体を休めていくことや、水分補給などが大切になります。

 

〇まとめ

痛みや吐き気などの好転反応による不調は、数日から数週間で少しずつ症状が軽快していくことがほとんどです。

ただし、三日以上症状が何も変わらずしんどいままの場合は、一度施術を受けた院へご相談することをオススメします。

特に施術後は身体を冷やさない様にし、激しい運動長風呂飲酒などをなるべく避けて体温が大きく変動しないようにすることが大切です。

何度か施術を受けるうちに症状が緩和され、好転反応が少しずつでないようになっていくので、少しずつ健康的な身体を手に入れる様にしましょう。

松屋町鍼灸整骨院HP

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