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こんにちは。
松屋町鍼灸整骨院は産後の骨盤矯正を得意としております。
初めてのお子さんのお世話などで毎日忙しく過ごされている方もいらっしゃるかと思います。
後追いやお子さんが泣いてしまってなかなか家事が進まない…そんなことはありませんか。
そういった時にお子さんを抱っこ紐やおんぶ紐を使って抱きながら家事をしているというお話を聞くことも少なくありません。
抱っこ紐などは上手に使えば大変便利でお子さんのことをあやしながら家事ができますが、使い方を間違えるとお母さん自身の身体に負担を大きくかけてしまう原因にもなります。
さらに、お母さんにだけ負担がかかることかと思いきや、間違った使い方でお子さんの発育にも影響が出てしまうことがあると言われています。
本日は当院でもよくご相談される、「抱っこ紐のポイントについて」です。
〇実はお子さんにも影響が…?
基本的に抱っこ紐はお子さんと身体を密着させることができるので、お子さんの欲求を満たすことでストレスを溜めにくく良いと思います。
影響といっても必ず出る訳ではなく抱っこ紐の使い方が間違っていると生じるリスクがありますよ、というものなのでご安心下さい。
抱っこ紐を着けた際に、お子さんの太ももがダラーンと下の方に向かって垂れ下がる抱っこ紐を選ぶことや、そういった着け方は避けるようにしましょう。
お子さんの脚の重たさが股関節にかかりすぎてしまい、股関節脱臼などを招く恐れがあります。
両脚が綺麗にバランス良くМ字に開き、しっかりとお尻から太ももをホールドするような抱っこ紐であれば基本的に脱臼の心配をし過ぎる必要は無いです。
お子さんでも、特に「女の子」は関節が外れやすいことや緩いことがありますので抱っこ紐を使う際は注意しながら着けるようにすることが大切です。
〇抱っこ紐の色々ポイント
抱っこ紐を使う際において重要なことは、 抱っこの高さ・お子さんとの密着感 です。
購入を検討されている方はネットだけで買わず、店舗で必ず試着をして購入をされることをオススメします。
ご自身の身体に合った抱っこ紐を使うことで、お母さんの体の負担を減らすことにもつながります。
赤ちゃんの位置はなるべく高めにして、抱っこした時にお母さんとお子さんが密着するようにしましょう。
抱っこ紐のサイドのアジャスターを調節する際は以下のポイントに気を付けましょう。
▷お子さんを抱っこする位置
抱っこの高さは、お子さんのおでこがお母さんの顎のすぐ下にくるのが正解です。
低めの位置で抱っこしてしまうと、抱っこ紐を着けたり外したりする動作はよくても肩や腰に負担を増やす原因になってしまいます。
おんぶの場合であってもお母さんの肩からお子さんの顔が覗く程度に調整しましょう。
高さが調節しづらいものもありますが、それでもなるべく高い位置でおんぶするようにしましょう。
腰元のベルトは若干キツめに着けましょう。
お子さんの体重が乗った時に安定感が増して腰への負担が軽減されやすいです。
▷背中のストラップの位置
背中のストラップの位置が良い場所に来ていないせいで多くのお母さん方は肩こりに苦しんでいます。
肩こりが凄く気になっている人は、背中のストラップの位置をチェックしてみましょう。
背中のストラップは、肩甲骨の真ん中ぐらいの高さになるよう調整しましょう。
大半の方がストラップの位置を高すぎる場所にし過ぎています。
ストラップが首元に近ければ近いほど、上であるほど、お子さんの体重によって首が前方に引っ張られる原因となります。
前方に引っ張られる状態が続くと、首や肩、背中の方にまでかなりの負担をかけてしまう場合があります。
抱っこ紐を使い慣れていないお母さんは着けるだけで一苦労ですので、周りに手伝ってもらえる大人やパートナーさんがいる場合は手伝ってもらうとストラップの位置を調節しやすいです。
ひとりで抱っこ紐を着けなければ…という方は次のポイントを押さえるようにしましょう。
左右の肩のストラップを最初に緩めておくことで、一人でも首に負担のかかりにくい位置にセットしやすくなります。
毎回ストラップをゆるめるのは手間と感じるかもしれませんが、首や肩への負担が気になっている方はひと手間かけることでご自身の身体を楽にさせてあげることができます。
〇まとめ
お一人目のお子さんだと、初めてのことが多く身体にしんどさが大変溜まりやすい状態になります。
間違った使い方によってよりご自身の身体にしんどさをかける前に、しっかりと使い方を知ることが大切です。
当院ではお子さんと一緒に来ていただいた方で、抱っこ紐を持って来て頂いた方に要望があればチェックさせていただいています。
産後の骨盤矯正をしっかり受けていても使い方が誤っていると、良くなるものも良くなりにくいです。
是非一度抱っこ紐をきちんと使えているか見直してみませんか。
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