ツボの場所と効能

ツボの場所と効能

こんにちは。

今回はツボについてまとめていきましょう。

 

ツボは、東洋医学の「気」の概念に基づくものです。東洋医学においては、気とは生命エネルギーを表します。目には見えませんが、身体を構成し、生命活動を維持する重要な働きがあると考えられています。  気は体内に張り巡らされている経絡を通って、臓腑や筋肉、皮膚に働きかけると言われています。経絡には気の出入り口である「経穴」があり、これがいわゆるツボと呼ばれる部位です。

 

ツボは経絡に沿って、全身に点在しています。ツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき、気の流れがスムーズになると、経絡とつながる内臓が活性化されて、体調が整っていきます。ツボを利用した施術として鍼灸や指圧術などがあります。

 

ツボの位置というのは、個人差があり、その日の体調によって位置が微妙に変化します。今から紹介するツボの位置も、あくまで目安としてとらえていただき、押してみて気持ち良く感じる場所、ジーンと響くような痛みを感じる場所をみつけましょう。

 

 

肩こりに効くツボ

肩井(けんせい)

【位置】頭を下げたときに出っ張る首の付け根の骨(第7頸椎棘突起)と肩先の骨(肩峰)を結んだ中間あたり。

【効果】肩を上げる筋肉の上にあり、肩から背中にかけてのコリに効果があると言われています。肩こり、頭痛、歯の痛み、四十肩、五十肩、神経疾患などのお悩みの方にも効果的です。

【押し方】もう一方の腕の人差し指や中指、薬指で筋肉に対して垂直に押しましょう。

 

 

首こりに効くツボ

翳風(えいふう)

【位置】耳の付け根の後ろで、口を開けるとくぼむ部分

【効果】頭痛や肩こりのほか、くま・くすみ、顔のむくみなどの美容効果が期待できます。

【押し方】左右のツボに両手の中指をあてて、気持ちよく感じる程度の力でゆっくり押しましょう。首は神経が集中している繊細な場所なので強く押しすぎないように注意しましょう。

 

 

腰の痛みに効くツボ

環跳(かんちょう)

【位置】お尻のやや外側、力を入れるとえくぼができるところ

【効果】股関節の周囲の血行が促進されることで筋肉の緊張がほぐれ、老廃物が流れます。さらに、膝の痛みや股関節痛、頭痛、神経痛のほか、ヒップアップの効果も期待できます。

【押し方】自分では力が入りにくい場所なのでボールを使いましょう。テニスボールや、刺激が足りなければゴルフボールを使って行います。置いたボールの上にツボがあたるようにあおむけになり、膝を立てて体重をかけましょう。

 

 

頭痛に効くツボ

合谷(ごうこく)

【位置】手の甲の、親指と人指し指の骨が交わるところから人指し指の方に向かって押した、痛みを感じるへこみの部分

【効果】このツボを押すと脳内にエンドルフィンというホルモンが分泌されて脳が感じていた痛みを緩和させると言われています。そのほか、花粉症や耳鳴り、歯の痛みなどにも効果が期待できます。

【押し方】親指をツボに当てて、人差し指の骨の下に滑り込ませるようにして手の中心に向かって押します。

 

 

 

ツボは全身に300以上あると言われています。

症状に合わせて、押しやすいツボを覚えておきましょう。

 

お悩みの症状、ご相談などがありましたら一度ご連絡ください。

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