鍼灸の効果

鍼灸の効果

こんにちは。

 

今回は鍼灸の効果についてまとめていきましょう。

 

現代では、鍼灸施術には様々な種類が普及されていますが、そもそもの効果発現のメカニズムはどのようなものなのでしょうか?

鍼灸施術では、刺激部位としてツボとよばれる圧痛点などの反応点に治療を行うことが多いです。ツボはポリモーダル受容器の感作部位であると考えられ、ツボへの刺激がポリモーダル受容器を興奮させ、効果をもたらすものと考えられます。 

 

鍼灸の施術による痛みの改善はなぜ起こるのでしょうか?

鍼灸による局所刺激が、鎮痛系への作用、筋緊張緩和、血流改善などを促して痛みを抑制することが報告されています。 鍼灸施術ではポリモーダル受容器を介してさまざまな鎮痛機構を促す効果が期待されるのは上記の通りですが、疼痛局所に炎症などが認められると組織の修復のためにリンパ球やマクロファージなどの免疫細胞が集まります。その状況下で鍼灸による刺激が加わると、免疫細胞はオピオイドを放出し、抹消に存在するオピオイド受容体と結合することで末梢性の鎮痛を引き起こすことが知られています。

さらに、鍼を刺入することで脳内ホルモンβエンドルフィンが放出される効果が認められています。エンドルフィンは、痛みを抑える鎮痛効果とともに、脳に対して快楽物質として働きます。所謂、ランナーズハイなどの現象もエンドルフィンによるものとされています。

 

鍼灸の効果がでるのは、いつからでしょうか?

鍼灸の効果は早い場合だと施術を受けた直後から出ます。遅いと数日かかるケースもあります。鍼灸の効果が出る早さは、個人の体質や治療を受けた部位、不調の内容によって異なります。また、効果が出るといっても、どの程度効果が出るのかはケースバイケースです。

鍼灸効果の持続期間はどのくらい?

鍼灸の施術を受けてからの効果の持続期間はおよそ1~2週間です。ただし、どのくらいの期間効果が持続するかは、ケースバイケースです。 例えば、腰痛の場合、腰そのものの痛みよりも、不調の根本的な原因の解決ができれば、施術効果は長持ちします。 また、治療を繰り返していくたびに、治療効果の持続期間は延びていく傾向があります。

鍼灸の施術を受ける最適な頻度はどのくらいでしょうか?

鍼の治療を受ける最適な頻度は、施術効果の定着度によって変わります。治療を受け始めたての頃は、治療効果の持続期間が短いので、週に1~2回の施術をおすすめします。 施術を繰り返して効果が長持ちしてくるようになったら、月に1~2回の施術で様子をみていきましょう。

 

 

鍼灸施術には基本的に副作用がありませんが、一時的に身体がだるくなる方がいます。これは、鍼灸による身体の機能の改善に適応しようとする際に起こるもので、数日で改善します。 また、まれに内出血を起こす方もいらっしゃいますが、これも2週間程度で落ち着きます。

 

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