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こんにちは。
首に違和感や痛み、しんどさが出てきて頭の痛さもあるなぁという経験はありませんか。
特別ぶつけたような衝撃があった訳でも、首を振った様な記憶も無い、なのに痛みやしんどさがある。
おかしいな?と思って整形外科に受診しレントゲンなどを撮ると「ストレートネック」と診断される方がいます。
実は日本人の8~9割はストレートネックだと言われ、その内の約7割は併せて肩こりにも悩まされているそうです。
本日はストレートネックのお話です。
〇ストレートネックって?
ストレートネックというと真っ直ぐな首という意味ですので、パッと聞いた感じだと良い様に思えますが、実際はそうではありません。
首の骨(頸椎)は正常な状態だと緩やかに前方カーブがかかっている状態なんです!
首の筋肉や脂肪に守られている分、見た感じはストレートに見えることがありますが、カーブがかかっているのが正常だと言えます。
頸椎がカーブしているのは、首が頭を支えている為で、頭の重たさというのは、平均で約5~6kg程(体重の約10%前後)だと言われています。
ボーリングの球一つ分程の重量が首にはかかっているということです。
そんな重たい頭を首のカーブがあることで頭が身体の真上にくることができ、首や肩周辺の筋肉は必要最低限の力で支えることができるようになっています。
ストレートネックの状態ですとカーブが無くなり、骨格上頭が前に突き出たようになります。
ストレートネックが進行して悪化すると本来前弯する頸椎が後弯し余計に頭が前にしっかり出る形となるので、首や肩にまで大きな負担がかかるようになります。
〇ストレートネックは2タイプ
①筋性のストレートネック
長時間のパソコンやスマホ操作によって猫背や姿勢不良になることが多いですが、そうしてるうちに筋肉が緊張しストレートネックになるタイプを筋性のストレートネックと言います。
②骨性のストレートネック
首(頸椎)の骨がそもそも変形して起こるものです。
押しつぶされたり、頸椎同士の隙間が狭くなってストレートネックになってしまった状態です。
筋性のストレートネックが長時間続いた際に、椎骨や椎間板に影響が出て生じます。
〇ストレートネックの原因
ストレートネックはそもそも不良姿勢が続いた状態で長時間作業をおこなうことが原因として大きくあります。
背骨に関しても頸椎と同じく生理的(もともと)の前弯があります。
全体で緩やかなS字のカーブを描いていますが、このS字カーブが身体を動かす時にかかる負担を衝撃緩和として働いています。
デスクワークを長時間不良姿勢でおこなうことによって腰や背中も猫背で丸まり、首や頭が伴って前方に突出した姿勢となります。
すると背骨のラインが全体的にストレートな状態となります。
一時的に不良な姿勢になるだけだとそののちに正しい姿勢に直せば元の生理的なカーブがある状態に戻りストレートネックにはなりません。
しかし、背骨が真っ直ぐになってしまうような習慣を毎日長時間続けていると関節や筋肉の状態はどんどん悪くなっていきます。
姿勢の悪い状態の時間が続けば続くほどその後に良い姿勢をとっても背骨のカーブがいい状態に戻りづらくなります。
〇ストレートネックの症状
ストレートネックは酷くなってくると身体に様々な症状をもたらします。
首や肩の方は筋肉のコリ感や痛みが最初は気になるだけでしたが、徐々に慢性化し悪化していくと頭痛やめまい、手のシビレ感などを訴えるようになることがあります。
〇どうすれば改善や予防ができるのか
仕事上長時間のパソコンやスマホの作業を強いられるのは仕方がありません。
しかし、そのままですとストレートネックが酷くなるだけですので対策をとることが良いでしょう。
時間を区切ったりひと段落した所で一度立ち上がってストレッチや、姿勢を変えたりすることが大切です。
どれだけ正しい姿勢をとっていたとしても長時間の同一姿勢はあまりよくありません。
自身でできるだけ姿勢を意識しながら仕事をするのも1つの手です。
姿勢を意識しながら自身に合った机や椅子を選び、パソコンの高さや位置にこだわることも重要です。
睡眠時の枕は気にしたことがありますか。
ストレートネックの方は高すぎる枕を使用している場合が多々あります。
高すぎる枕だと常に下を向いてしまっていることと同じ状態になり、ストレートネックの状態を寝ている時に作り出してしまうことになります。
柔らかすぎる枕は良いと思われがちですが、頭が沈みこみすぎて首が緊張した状態が続いてしまいます。
ですので、枕は高すぎず、柔らかすぎずの物を選ぶことが重要ですが、もし枕を試してもなかなかしっくりこない場合はバスタオルを使って毎日合った高さを作ってみるのも1つの手です。
〇まとめ
当院では、ストレートネックの症状に対しての骨盤矯正もしております。
頚部(首)の筋肉を柔らかくするためにほぐし、骨盤の状態を良くすると姿勢も良く保つことができるのでストレートネック改善の一つの姿勢改善も見込むことができます。
現代のお仕事ではほぼかかせないPCなどの画面作業は大変便利ですが、作業時間が長くなればなるほど姿勢が悪くなる原因や身体に負担がかかります。
正しい姿勢をとることでストレートネックの症状の進行を抑える働きや、見た目も美しく保つことができます。
ストレートネックの症状でお悩みの方や、首や肩周辺のだるさや疲れが気になっている方は是非一度ご相談下さい。
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