診療時間 月~土 10:00~14:00、17:00~21:00 休診日 日曜祝日・第2/第4水曜日
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人体のなかでもっとも太く長い末梢神経です。
腰のあたりから爪先まで伸びています。
坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けると、
腰や腎部、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、
電気が走ったような痛みや、ドーンと響く痛み、
ピリピリとした痺れなどの症状が生じます。
坐骨神経痛は原因が特定できる場合は、症状のひとつとして扱われます。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの疾患が原因のときは、
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が病名で坐骨神経痛が症状ということになります。
坐骨神経痛は原因の疾患が比較的見つかりやすいです。
病名ではなく症状として扱われることが多いです。
検査をしても原因が見当たらない場合は、坐骨神経痛が病名となります。
① 腰椎椎間板ヘルニア
背骨は、椎体という骨によって構成されています。
椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という軟骨があります。
椎間板がはみだしたり、飛びだしてしまうのが
椎間板ヘルニアで腰部の椎間板で起こると、
神経を圧迫し、坐骨神経痛を起こしてしまいます。
同じ姿勢(とくに中腰や前かがみなど)を長時間続けたり、
急に重たいものを持ち上げたりしたときに
発症することがあります。
② 腰部脊柱管狭窄症
脊柱管は背骨の真ん中にあります。
脊柱管が狭くなるのが脊柱管狭窄症です。
腰椎部には、脊髄に似た馬尾神経と呼ばれる神経が通っており
腰部で発症すると、腰部脊柱管狭窄症となります。
腰部脊柱管狭窄症を発症すると、馬尾神経を圧迫し、
腰の痛みや足にピリピリしたしびれなどの症状を起こします。
先天的な原因の場合もありますが、多くは加齢によって腰椎が変化し、
脊柱管が狭くなってしまったために起こります。
③ 変形性腰椎症
腰椎の形が変形し、神経を圧迫して腰に痛みや
足のしびれが起きるのが変形性腰椎症です 。
原因は、加齢や長時間同じ姿勢、運動などで腰に過度の負担などがあげられます。
変形性腰椎症は、脊柱管狭窄症の原因にもなります。
他にも、腰椎分離症やすべり症、梨状筋症候群、
外傷による圧迫、などの症状で発症することがあります。
④ 梨状筋症候群
坐骨神経は、4つのタイプで梨状筋を通っています。
1.全ての坐骨神経が梨状筋の前を通る(85%)
2. 総腓骨神経が梨状筋の中を通り、脛骨神経が梨状筋の前を通る(10%)
3. 総腓骨神経が梨状筋の後を通り、脛骨神経が梨状筋の前を通る(3%)
4. 坐骨神経が神経幹として梨状筋を貫通する(1%)
大半の方は1のタイプで坐骨神経痛を発症するケースが少ないと言われています。
4のタイプは、全体としての割合は少ないですが
坐骨神経痛の症状を発症しやすいと言われています。
当院の施術は、
腰臀部にストレスがかからないように骨盤(骨格)の歪みをとり
正しい姿勢の状態を維持できるように矯正していきます。
また骨盤の歪みを矯正するだけでなく、
下肢(特に足底)の状態もしっかり調整することで
腰臀部に負担がかかりにくくなり痛みを和らげることができます。
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