どうして腰痛になってしまうのでしょうか…。

どうして腰痛になってしまうのか？

立っているとき、腰には上半身の体重がかかっています。

全体重の約60％の重さがかかっています。

体重が50kgの人なら30kgもの重さが腰にかかっていると言われています。

身体を支える背骨は、「椎骨」という24個の骨が積み重なってできています。

腰痛のひとつの原因としては、背骨の老化がなどがありますが、

最近では、運動不足などにより筋力不足などが目立っています。

 

日常生活から考えられる原因

長時間同じ姿勢による筋肉の緊張

長時間座っていたり、無理な姿勢を続けると腰の筋肉が緊張してしまい、

筋肉が疲労し、血行が悪くなり腰に痛みが起こります。

運動不足、筋肉退化による筋力低下

腰の周りにある大腰筋・大殿筋・中殿筋の筋力が衰えると、腰に負担がかかり

腰痛になってしまいます。

激しい動きや無理な負担

激しい運動によって筋肉は疲労します。

腰に無理な負担がかかるような動作をしてしまうと急性の腰痛を招くことがあります。

腰痛をともなう疾患

ぎっくり腰
顔を洗うときの中腰の姿勢や、重いものを持ち上げるときの腰を折り曲げた姿勢などが原因で起こります。

急激な痛みに襲われ、動けなくなります。

 

しっかりと治療をしとかないと再発することがあります。

 

日常生活で気をつけること

姿勢

長時間デスクワークによる不良姿勢（猫背）になってしまうと

腰だけではなく、背中・肩・首の筋肉まで疲労が溜まってしまいます。

靴の選び方やバッグの持ち方に注意

ヒールの高い靴や厚底靴をなるべく避け、かかとが低く安定性のある靴を履くようにしましょう。

荷物は、片側にだけ負荷がかからないリュックサックがおすすめです。

バッグを片手で持つときは、左右こまめに持ちかえるようにしましょう。