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こんにちは。
「国民生活基礎調査」ご存知でしょうか。
上記調査によると、自覚がある身体のしんどさのなかで、腰痛は男性1位、女性では1位が肩こり2位が腰痛となっています。
腰痛は一度気になり始めるとなかなか治りが悪いということもあり、日本の国民病ともいわれています。
一口に腰痛といっても、皆さんはどこからどこまでが腰痛なのか、自身がなっている今のしんどさは慢性なのか急性なのか、知っていますか?
よく言われるのは、「ベルトを着けるお腹の位置を中心にその上下の部分」と言われます。
実際はきっちりとした定義が無く、「腰はこの辺」ということしか言えません。
解剖学的に腰を見ると、背骨(脊椎)は上から順番に頸椎(首の骨)7個・胸椎(背中の骨)12個・腰椎(腰の骨)5個・仙骨・尾骨で背部は出来上がっています。
ですので、腰というと腰椎から下で仙骨辺りまでのことをざっくりと指します。
その部分の領域の筋肉や関節や骨などの不調が、痛みや炎症などの症状として表れるのが一般的な腰痛と呼ばれるものになります。
腰痛とは誰もが言う単語ですが、病気の名称ではなく、腰周辺のしんどさを示す総称となっています。
本来は腰痛症と言われ、痛みの持続している期間で3つに分けることができます。
ご自身が急性症状のものなのか、慢性症状のものなのか、わかっていますか?
呼び方 | 持続期間 | 状態 |
急性腰痛症 | 発症~4週間未満 | 突発的な痛みなどの急性症状が主となる期間 |
亜急性腰痛症 | 4週間以上~3か月未満 | 急性時の症状が治まらず、急性時と慢性時の中間 |
慢性腰痛症 | 3か月以上 | 痛みが続き、症状が慢性化する期間 |
そんな一度気になり始めた長引く腰痛は、なにが原因となっているのでしょうか。
腰痛には引き起こす三大原因があります。
①悪い姿勢
②筋肉の衰え
③ストレス
の3つとされています。
その他、器質的な問題がある場合もありますので、必ずしも当てはまるとは言えません。
人の頭の重たさは大人で約体重の10%とされ、身体の重心を背骨に近いラインに置くことで重量のある頭を支え、バランスを保っています。
しかし現代の様な長時間のデスクワークや家事や育児によって、気づかないうちに前傾姿勢を取りがちになってしまいます。
そのような前傾姿勢を取り続けていると、猫背で背骨が曲がって重心が前の方に移動し、その結果として首や腰の筋肉に負荷がかかりしんどさを招きます。
その他、運動習慣の不足や加齢に伴う筋肉の衰えによって柔軟性が低下しても腰痛を発症しやすくなります。
あまり使われない筋肉がこわばり、衰えると血液循環が悪くなります。
こわばりは、筋肉の柔軟性(しなやかさ)も失うので時々使うと筋肉に疲労が蓄積されていきます。
そういった状態が続いていると、何かの拍子に腰痛が突然起こります。
適度な運動習慣は柔軟性や可動域をキープすることにとても大切になり、特に体幹周辺の筋肉に常に刺激を入れることで腰痛予防に繋がります。
さらに現代病のようなものですが、心の不調も腰痛を招くことがあります。
不安やストレス、うつ状態など、精神的な不調は身体の痛みを引き起こす原因となることがあります。
そういった痛みを「心因性疼痛」と言い、そのなかでも心の不調によって起こる腰痛を「心因性腰痛」と呼びます。
心因性腰痛には特徴があります。
一般的な腰痛も長引くことが多いですが、心因性腰痛は原因をなんとかしないと消えないというものにもなります。
心の不調はドパミンやセロトニンなどの幸せホルモンと言われる痛みを軽減させるホルモンが分泌されにくくなり、ストレスによって交感神経が優位な状態が続くと、痛みを敏感に感じ筋肉も過緊張し腰痛が気になるようになりやすいです。
過剰なストレスがあると脳が誤作動を起こし、痛みが無いような状態でも痛みを感じるようになることもあるそうです。
どうでしょうか、普段のご自身の腰痛に当てはまるものはありましたか?
腰痛といっても様々なものがあり、酷いものでは手術のような大掛かりな選択をとらなければならなくなる場合もあります。
痛みがあるにも関わらず、放っておくと後々にツケが周ってくるように痛みが酷く感じることもあるので、少しでも気になった時に対処する方が良いでしょう。
当院では、腰痛に対しての施術もさせていただいております。
骨盤矯正では、腰痛の原因である不良な姿勢や骨盤の歪みを整えながら痛みやしんどさがある部分にもアプローチしていきます。
ご自身の身体に限界がきてからよりもちょっとしんどいなと思う時に来ていただく方が治りも早くなります。
少しでも身体のしんどさが気になっている方はご相談ください。
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