足の裏が痛くなる様々な原因とは

足の裏が痛くなる様々な原因とは

こんにちは。

 

なんだか最近歩くと「足の裏が痛い!」そんな風になっていませんか。

足に体重がかかるような動きをすると足の裏に痛みを感じるという人は少なくありません。

様々な原因によって足の裏を痛みを感じるので、本日はそれをご紹介いたします。

 

〇足の裏が痛くなる原因

足の裏に痛みがあると日常生活に支障をきたすこともありますよね。

歩くのも立つのも辛い、好きな靴を履くことが難しくなるのは残念ですよね。

足の裏に痛みが出る原因は大きく5つあります。

①モートン神経腫

モートン神経腫というのは、特に足の中指と薬指の付け根を通る神経が圧迫されることで、腫れや痛みを感じるものとなっています。

小さい豆の様な神経の塊が圧迫の原因となっており、その付近を指で押すと痛みが出やすいことが特徴的です。

ハイヒールや先の細い靴を履くことの多い女性によく見られ、足の先端の方が圧迫されること、神経が周囲の組織との間で挟まってしまうことが多くの原因だとされています。

痛みやシビレが起きたり、足の指に何か挟まっているような異常な感覚があるとモートン神経腫の症状だとされ、歩行時やつま先立ちをした際に針で刺した様な痛みを感じるそうです。

安静にしたり、靴をきちんと選んで履くことで自然に軽快すると言われています。

 

②足底筋膜炎

足の裏には踵から指まで繋がっている一枚の「足底筋膜」という弓なりの形状をした丈夫な組織があります。

丈夫な組織ですが炎症が起こることがあり、痛みを感じる様になります。

ジャンプなどの多い激しいスポーツをする方や、扁平足など足裏の負担のかかりやすい方に症状が見られやすいです。

特に朝一歩目を踏み出した際の痛みが激痛であることが多く、少し時間が経つと痛みが少しずつ和らぐが、長時間の歩行などで再び痛みが現われるというのが特徴です。

 

③踵骨棘(しょうこつきょく)

踵(かかと)の骨にトゲの様な骨の突起が出来る病態です。

骨棘が足底筋膜を刺激することで痛みが生じ、足底筋膜炎と合併することが多くあります。

踵骨棘がレントゲンなどで確認されたとしても、無症状であることも多く、足底筋膜炎を合併すると踵付近に痛みを感じるため、歩行時などに症状が悪化するようになります。

安静時は痛みをほとんど感じないことが特徴です。

 

④アキレス腱炎

ふくらはぎの筋肉と踵を繋ぐアキレス腱に炎症が起きることで痛みを感じるものです。

アキレス腱に繰り返し負担のかかるスポーツなどで発症しやすいとされています。

動作時に痛みを感じやすく、安静時には痛みが軽減しやすいことが特徴です。

痛みが酷くなると日常生活にも支障をきたしやすいほどの激痛になることもあります。

 

⑤外反母趾

足の親指が小指側に向かって「く」の字に曲がって変形してしまう状態のことをいいます。

ハイヒールやつま先のとがった靴を履く方に多く見られ、親指の付け根などが靴に当たることで炎症や痛みを引き起こします。

 

〇痛みの対処法

歩行時にズキズキと無数の針が刺さっているかの様に響き、痛みのせいで日常生活や仕事、趣味などに影響が出てしまうのは大変辛いですよね。

足の裏の痛みが出た時の家庭でできる対処法をお伝えします。

▷RICE処置

R:安静:足が痛いうちはなるべく休ませるようにしましょう

I:冷却:炎症を抑えるために氷のうなどで冷やすようにしましょう

C:圧迫:腫れや内出血を防ぐために患部を軽く弾性包帯などで圧迫しましょう

E:挙上:心臓より高い位置に足をクッションなどで持ち上げましょう

全てやり過ぎは逆効果であることもあるので、状態をみておこないましょう。

 

▷ストレッチ・マッサージ

痛み止めやRICE処置で一時的な痛みをしのぐのも大変良いですが、根本的な原因を取り除くにはストレッチやマッサージがオススメです。

~足趾のストレッチ~

・足の指を大きく開いたり閉じたりする運動

・タオルを床に置いて足の指で掴んで持ち上げるタオルギャザーという運動

足の裏の筋肉をほぐして柔軟性を高めるために役立ちます。

 

~ふくらはぎのストレッチ~

・壁に手を当てて、片足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばすストレッチ

足底筋膜炎の筋緊張を緩める効果があります。

 

~ボールを使ってのマッサージ~

テニスボールやゴルフボールを足の裏で痛気持ちい強さで転がしてマッサージすることが効果的です。

筋肉の緊張を和らげ血流の促進を期待することができます。

 

マッサージやストレッチはなるべく毎日おこなうようにしましょう。

 

〇まとめ

足の裏の痛みに関して病院では痛み止めの注射やその他の療法があるので、酷いお悩みになっている場合は先にそちらに受診していただくことも一つの手段になります。

 

足の裏の痛みの原因は様々で個人差も大きく関わってきます。

まずは家庭でできる緩和ケアをしながら様子を見て、酷くなる場合は病院や整骨院に行ってみて下さい。

当院の様な整骨院では、病院とは違い薬の処方などはできませんが、ストレッチやマッサージで周辺の筋肉から緊張を和らげることは可能です。

少しでも足の裏に疲れや痛みを感じましたらなるべく早く対処するようにしましょう。

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