辛い肩こりはどうすれば予防・対策できるのか

辛い肩こりはどうすれば予防・対策できるのか

こんにちは。

 

厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査では

男性では1位が腰痛、2位が肩こり

女性では1位が肩こり、2位が腰痛

といったような状態となっております。

 

肩こりや腰痛は今や日本の国民病となっております。

 

本日は、肩こりについてお話させていただきます。

 

〇肩こりの原因

元々、二足歩行をするヒトは首や肩や腰に負担がかかりやすい構造になっています。

首や肩の筋肉は姿勢を保持するために緊張しますが、緊張することで血液循環が悪くなります。

血液循環が悪くなるとその部分が重く感じ肩こりを気にするようになります。

筋肉の過緊張や筋肉疲労、血行不良、末梢神経が傷ついていることで引き起こされる場合が主な原因となっています。

 

①筋肉は頭を支え続ける為に緊張している

皆さんは、ヒトの頭がどのくらいの重たさがあるかご存知でしょうか。

体重の10%前後の重量が頭にはあり、男性で約6~7kg、女性で約5~6kgと言われています。

首や肩は多くの筋肉が関係しており、その筋肉が頭や腕を支え合い緊張し続けています。

そうして血液循環が悪くなり疲労物質を溜め込みがちになります。

また、血液循環が悪いと筋肉に必要な分の栄養や酸素が供給されずどんどん筋肉が硬くなる原因となります。

 

②加齢によっての骨や腱の衰え

ヒトには、生理的湾曲という背骨のS字カーブがあります。

背骨の間にはヒトが立って歩けるように椎間板というクッションがあります。

椎間板が加齢によってすり減ってきます。

すり減っていくとクッションが無くなり硬くなりやすくなります。

上記の様な状態が大体40代頃からみられ、首や肩の痛みやコリに繋がります。

50代頃からみられる首や肩の痛みは、五十肩である場合もあります。

夜寝る時に痛みで眠りにつくことが出来ない、腕を挙げたり後ろに回すことが出来ないことも特徴となってきます。

しかし、五十肩はそれぞれ重症度がありますので、肩や首のしんどいコリ感だけで済む場合もあります。

 

③実はこれも肩こりの原因になります。

酷すぎる肩こりは、場合によって狭心症や心筋梗塞、胃潰瘍などが原因になることがあります。

いつもと違う急激な痛みなどは、放置せず医療機関を受診する方が良い場合もあります。

さらに、貧血、血圧が低い高いがある場合も肩こりが気になりやすくなる要因となっています。

目に病気があったり、視力が悪く眼鏡をかけているが、度数が合っていない。

食いしばりやかみ合わせの悪さ、虫歯がある。

生活環境の変化やストレスや不安。

些細なきっかけでヒトの身体の血液循環が悪くなったり、肩こりに繋がったりします。

 

〇どんなヒトが肩こりになりやすいの?

  • デスクワークや立ち仕事で長時間同じ姿勢で作業をされる方
  • 机と椅子のバランスが合っていない方
  • 鞄をいつも決まった側で持つ方
  • 冷房の効いた部屋や寒い環境にいて身体が冷えている時
  • 生活習慣がバラバラで睡眠のリズムが不規則な時
  • 加齢によっての身体の衰え
  • ストレスをため込みやすい方

 

〇肩こりは対策と予防が大切です!

※痛みがあまりにも強い場合や、思い当たることがないのに左右差が激しく広範囲に激しい痛みが起きる場合は、一度医療機関を受診するようにしましょう。

 

▷肩こりのしんどさや痛みでお悩みである場合、早急に痛みを抑えたいのであれば、痛み止めを服用することがよいでしょう。

痛み止めはその場の応急処置であるだけですので、肩こりが無くなるわけではありません。

最近では服用型だけでなく、湿布の様な貼るタイプやゲルの様な塗るタイプもございます。

ご自身のしんどい場所や使いやすいものを選びましょう。

 

▷不摂生などが目立つ方はビタミンなども気にするようにしましょう。

・ビタミンB1

チアミンとも呼ばれ、食事による糖質を細胞に必要となるエネルギーに変換させます。

筋肉の疲労や緊張に効果を期待できます。

・ビタミンE

トコフェロールとも呼ばれ、脂質の酸化防止、細胞の老化防止などの抗酸化作用があります。

・ビタミンB12

シアノコバラミンとも呼ばれ、赤血球の生産に関わります。

そのほか、末梢神経の傷を修復する作用もあります。

 

▷身体を温めましょう。

身体が冷えていると、血液循環が悪くなり肩こりが目立ちやすくなります。

入浴によってじんわりと身体を芯から温めたり、蒸しタオルで肩の部分を直接温めるのも良いでしょう。

血液循環を促し、疲労回復、硬くなった筋肉を柔らかくする効果が期待できます。

 

▷適度な運動

運動不足が目立つと筋肉が弱くなります。

筋力が十分でないと支えが足らず、肩こりに繋がります。

出来る範囲で良いので、なるべく運動習慣を身に付けましょう。

 

▷身体の使い方を見直す

不良な姿勢でいると筋肉の各部分に負荷をかけ肩こりだけでなく、腰痛なども気になるようになってしまいます。

長時間の仕事際には、なるべく30分毎に身体を休憩させるようにしましょう。

その際に、首や肩を回すようにしましょう。

そのほか、いつも鞄を決まった方で持つ方は左右互いに持つようにしましょう。

足を組むことも身体のバランスを崩すことになりますので、足は組まない様に心がけましょう。

 

▷骨盤矯正

骨盤矯正は骨盤の歪みを取っていきながら、部分の筋肉をしっかりとほぐしていく方法となります。

姿勢の崩れがある方は、骨盤部分の歪みが目立ちやすくなります。

骨盤に歪みがあると肩こりの対策をいくらしても気になりやすい状態になります。

そういった歪みのあるお身体から、歪みの少ないお身体に変化させていく施術となっております。

 

〇まとめ

ご自身で肩こりの対策や予防を取って軽減する方はご自身でするのが一番良いかと思いますが、ご自身でやるのは難しいという場合には整骨院に通ってみるのも良いかもしれません。

自分自身に合った方法を見つけることができれば、肩こりの症状も改善を図ることができるかと思います。

骨盤矯正に興味を持っていただいた方は一度ご相談下さい。

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