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こんにちは。
前回は「精油(アロマ)ってどんなもの?」というお話でした。
今回は精油の取り扱い方についてです。
精油は基本的には人体に良い効果をもたらすことが多いですが、使用方法や保管方法を誤ってしまうと思わぬ危険が生じます。
精油を正しく扱って良いアロマライフを送りましょう。
〇飲み物ではありません!
精油は決して口の中に入れてはいけません。
少しでも誤飲した場合は精油を尿として排出できるように大量の水を飲み、すぐに医療機関を受診して医師の診察を受けるようにしましょう。
〇肌に原液は付けない
精油は成分が凝縮されているためそのまま原液を肌につけると刺激が強く、かゆみや痛み肌荒れを起こす可能性があります。
ラベンダーやティーツリー以外の精油は原液で肌に直接塗ることは避けましょう。
しかし、目や傷口や唇などの粘膜にも精油が直接つかないように注意しましょう。
万が一目に入った場合は流水でよく流し、すぐに医療機関を受診し医師の診察を受けましょう。
マッサージで精油を身体に使う場合はキャリアオイルを使い希釈してから身体に用いるようにしましょう。
〇妊婦や乳幼児への使用は注意して
身体にマッサージオイルなどで使用するよりは、芳香浴やスチームなどで間接的に精油を楽しむことがおすすめです。
直接精油をお風呂やマッサージで肌に直接触れる場合は、6歳以下の乳幼児には使用を避けることや、妊娠中の場合は必ず産婦人科医に相談をしたうえで妊娠中でも使用できる精油を選んで楽しむようにしましょう。
〇精油のチェック
好みの精油を見つけて購入す際は、その精油の注意事項をチェックするようにしましょう。
高血圧の方やこの後集中する作業をされる方は避けた方が良いとされるものもあります。
ご自身に注意事項が当てはまっているかどうか気にして、注意事項に当てはまる場合は使用しないようにしましょう。
〇パッチテスト
精油が肌に触れる使い方をする際は特にパッチテストをおこなうようにしましょう。
アレルギー反応が出る場合もあるので、必ずおこなうようにして下さい。
▷パッチテスト方法
お風呂でアロマバスに使用することやマッサージオイルで身体に使用して大丈夫なものということになります。
赤みや痒みなどの変化が出ている場合は使用することがオススメできません。
パッチテストをおこなった部分の精油成分をきちんと洗い流すようにしましょう。
さらにパッチテストでは何も変化が起きず使用できると判断できた精油でも、その日の体調や使用方法によってはアレルギー反応を起こす恐れがあります。
身体に使用する場合は、皮膚変化などを確認しながらおこなうようにしましょう。
〇精油の保存方法
精油成分は変化しやすいという特徴があります。
柑橘系の精油であれば開封後約半年、それ以外の精油は開封後約1年程で使い切る目安で使用してください。
未開封の状態であっても約2年程の期限を目安にしましょう。
保管する場合は遮光性の高い瓶(色付きの瓶など)に保存し、風通しがよく直射日光が当たらない場所に保管するようにしましょう。
夏場などの暑い時期は冷蔵庫内で保管しても良いです。
精油自体は揮発性が高いので火気の近くにあると引火しやすいので、どこかに保管する際は蓋がきちんと閉まっているか確認して保管するようにしましょう。
湿気が多い場所も精油はNGですので、精油を購入する際は保管場所にも気を使いましょう。
〇まとめ
精油は正しく扱うことで本来の効果を得ることができます。
どの精油を購入する際も事前に購入する精油がどんな性質を持っているかチェックすることをオススメしております。
次回は精油の種類や活用方法についてです。
良いアロマライフを楽しみましょう。
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